2015年2月 パラワンの旅
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パラワン島は、アメリカの人気旅行誌「トラベル+レジャー」で2013年版の島部門で1位に選ばれています。
本島北部に位置するエルニドや、北東部にあるカラミアン諸島のコロンなど数々の美しい島々があることも1位に選ばれた理由だと思います。
多くの観光スポットを持つパラワンですが、今回は本島中央部に位置する州都プエルトプリンセサへ2年半ぶりに出かけてみました。
プエルトプリンセサへ出かけますと、世界遺産であるアンダーグラウンドリバー観光や、ホンダベイのアイランドホッピング等がメインのツアーとなります。
こちらのツアーは、以前に紹介いたしましたので、今回は前回行けなかったスポットをいくつか周ってきました。
*アンダーグラウンドリバー観光やホンダベイの以前の紹介はこちら
ファイアーフライ(蛍)鑑賞ツアー
プエルトプリンセサ市内から車で40分ほどの距離にありますイワヒグ川で、手漕ぎのバンカボートに乗って川辺の木に群がる蛍を見るツアーです。
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蛍見物ですので、夕方から夜にかけてのツアーとなります。
今回は夜7時の予約をしましたので、プエルトプリンセサ市内のホテルを午後6時に出発して向かいました。 |
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駐車場から橋を渡って敷地内へ |
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ライフジャケット装着が義務付けられています |
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3人乗りのボートでした。後ろで漕いでくれる船頭さんが英語でガイドしてくれます。
船上ではフラッシュ撮影が禁止されています。
蛍に向かって、フラッシュ無しでシャッター切ってみましたが残念ながら何も写っていませんでした。
環境保護に力を入れているパラワン、川にはごみひとつ無くもちろん匂いもありません。 |
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日本で蛍と言うと夏の風物詩ですが、船頭さんの説明では、ここパラワンの蛍は1年中見ることができるのだそうです。
生態も日本の蛍とはまるで違っていて、特徴として1本のマングローブに集まって一斉に発光します。
このため蛍がいる木は、まるでクリスマスツリーのように見えました。
往路はイワヒグ川を上っていき途中でUターンして、復路は反対側の川辺を下ってくる約40分のツアーの行程中、今回は10数本蛍の群がる木を見ることができたでしょうか。
自然の生き物のため、時に蛍の数が少ない場合もあるようですが、今回はかなり満足できるツアーとなりました。
プエルトプリンセサに行かれたら、このツアーは参加されることをお勧めします。 |
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ベイウォーク 巨大クリスマスツリー |
プエルトプリンセサ市内、ベイウォークエリアにはフィリピン一高いと言われますクリスマスツリーがありました。
高さ120フィート(約37m)のツリーは、毎年12月1日に点灯されますので、12月の旅行でないと見ることができません。
前回、訪問時もベイウォークには来たのですが、道理で気がつかなかったわけです。
毎年作り変えますので、ツリーのデザインは、もちろん毎年変わります。 |
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毎年12月になると、フィリピンのニュースでも取り上げられるビッグツリーです。 |
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*上述の蛍ツアー、今回はイワヒグ川の入り口まで車で出かけましたが、ここベイウォークから直接船で行けるツアーもあります。 |
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エステレリャフォールズ |
メインツアーであるアンダーグラウンドリバー観光が悪天候等で催行できなかった場合に代案として現地旅行社がお勧めするツアーと聞き出かけてきました。
アンダーグラウンドは市内より北上しますが、こちらは南下します。
どちらも市内から約2時間半ほどの距離にあることも代案の理由のようです。 |
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国道は、99%舗装がされており快適なドライブでしたが、国道から曲がり最後の滝への道が半分ほど未舗装のため現在工事中でした。
しかしながら工事の進捗状況を見る限り今年中には全面開通となりそうです。 |
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エステレリャフォールズ入り口 |
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駐車場から歩いて2分ほどで、滝に到着します。
入り口からかなり歩かされる滝も多いですが、この点ではここの滝はかなり楽だと思います。
あっという間に到着した滝はかなり小さめでした。
雄大な落差のある滝を想像していますと、ここはがっかりします。 |
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週末などゲストの多い日には、食べ物を求めて猿が出てくるようです。 |
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水はとてもきれいで泳ぐことも可能です。
ローカルのファミリーやグループでしたら喜ぶピクニックの設備は揃っていますが、外国人観光客に特にお勧めするスポットではないと言う印象でした。
アンダーグラウンドリバー観光の代案としては、かなり弱い感じがしました。 |
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市内から滝へ向かう途中、国道で蛇のように曲がった幹の椰子を見つけました。
運転手さんの話では、自然にできた木だとのことでしたが、本当でしょうか? |
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こちらも市内から滝への途中に撮った写真です。
国道と海が接する景色のよい場所はカミアベイと言うリゾートでした。 |
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こちらのリゾートは、来年完成予定でスービックにあります巨大オーシャンパークのような施設に生まれ変わるのだそうです。
国内外から7名のエンジニアが入ってテーマごとに担当していると話を聞きました。
このため、現在一般客は入ることができなくなっています。 |
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バタフライガーデン&トライバルビレッジ |
プエルトプリンセサ市内サンタモニカ地区にあるミニ自然公園です。
以前はバタフライガーデンのみでの営業でしたが、一昨年よりパラワン島古来の原住民の生活に触れることのできるトライブセンターを追加しています。
市内より3時間ほどかかるコンセプシオンという地区には実際に山に住んでいる原住民を見ることのできるセンターもありますが、そこまで出かけられないという方には、こちらは市内にありますので便利です。 |
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入り口から入るとまず蝶を放し飼いにしている植物園となっています。 |
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さなぎ |
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パラワンオオヒラタクワガタ |
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パラワンベアーキャット |
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パラワン島には、南米のガラパゴス諸島のように独自の進化を遂げた動物がいます。 |
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動植物園の奥に、トライバルビレッジが追加されました。 |
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南パラワンより原住民を連れてきて、ここへ住まわせているそうです。
彼らは、独自の言語で話すため、まったく話は通じませんでした。 |
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いくつかのカルチュラルショウを見ることができます。
こちらは、独自の楽器を使った演奏、素朴で幻想的な音色に心が洗われました。 |
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こちらは、吹き矢の実演。10mほど先の的に見事命中しました。
実際に山中では矢に毒を塗って獲物を取るのだそうです。 |
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火打石を使って火をおこしています。 |
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火のついた松明を持つオーナーのロドリゲスさん。
観光客への説明は英語でしてくれますが、彼は原住民の言葉も理解できるのだそうです。 |
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ENVIRONMENTAL ENFORCEMENT MUSEUM |
プエルトプリンセサ市内を周っていて、変わった博物館を見つけましたので写真を撮ってみました。
直訳しますと、環境執行博物館と言うような感じでしょうか。
フィリピンでは違法伐採により、大雨の後に麓の町村で地すべりなどの被害が出て深刻な問題となっています。
ここでは、違法者から没収した道具を見せしめとして展示しているようです。 |
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没収したチェーンソーを積み上げた物は、季節柄クリスマスツリーに見えてしまいました。 |
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プリンセサガーデンアイランドリゾート&スパ |
昨年3月ソフトオープンした、パラワンの5スターホテル。
プエルトプリンセサ空港より車で5分とアクセスが良いのに加え、スールー海に面した絶好のロケーションです。 |
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とても大きなプール |
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広大な敷地はカートで移動可。(水上コテージは除く) |
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ウォーターヴィラ(水上コテージ) |
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ウォーターヴィラ室内 |
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ねもとのレート
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アジザパラダイスホテル |
2013年7月にオープンした、まだ新しいホテルです。
空港からは車で15分程ですが、市内に新しくできたロビンソンデパートまでは、トライシクルで2分。全125室の4スターホテル。 |
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開放的なロビー |
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DXルームには、クイーンサイズベッドとシングルベッドが各1台入っています。 |
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ねもとのレート
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アカシアツリーガーデンホテル |
プエルトプリンセサ空港より車で2分とかからない便利なロケーション。
こざっぱりとしていて、肩がこらずに気軽に泊まれるホテルです。 |
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小さいですが、プールもあります。 |
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スタンダードルーム(シングルベッド2台) |
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ねもとのレート
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ウゴンロックレストラン |
プエルトプリンセサ市内からアンダーグラウンドリバーへ行く途中、タガビネットという地区にロッククライミングを楽しめるウゴンロックと言う観光スポットがありますが、この名前を取ったレストランは、プエルトプリンセサ市内、空港前を走るリサール通りにあります。
前回の旅では寄らなかったので初めて出かけましたが、とても気に入ってしまい滞在中3度も行ってしまいました。 |
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メニューにある料理も美味しかったですが、カウンターに並べられています新鮮な魚介類等を選んで調理してもらうのにはまりました。
まぐろの刺身も美味しかったです。 |
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夜には弾き語りのバンドが出て雰囲気もいいです。 |
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キナブッチレストラン |
こちらも空港前のリサール通り沿いにあります、ガイドブックにも出ている有名なレストラン。
現地の名物、ワニ肉のシシグも食べてみました。
特にくせはなく、鶏肉のような感じでした。
料金がリーズナブルなのも人気の理由だと思います。スポーツバーのような形態で、大型テレビはスポーツしか流していませんでした。 |
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欧米人の旅行者に特に人気があります。 |
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