2015年7月 アンティポロ
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アンティポロは、マニラやケソンシティからも近い上、東側がシエラマドレ山脈に接していることもあり高低差のある街並みは、古くから御金持の別荘地区としても有名です。
以前アンティポロ教会や、クラウド9を紹介させていただきましたが、これらのスポットに加え、マニラから日帰りできるアンティポロツアーを、ねもとトラベルで販売させていただきます。
マニラから25~30キロ圏内にありますリサール州の州都アンティポロ周辺の観光スポットを御紹介致します。 |
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上の画像をクリックすると拡大します。
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ミスティカルケーブ |
直訳すると「神秘的な洞窟」となりますが、洞窟内部にある鍾乳洞を形成している石灰石が、キリスト様やマリア様など様々な宗教的イメージに似ていることや、天井から滴り落ちる水滴が病に効くと言われていることから、この名が付いたそうです。
今から45年前の1970年、インダイ・ネリー・デレスさんと言う女性によって、この洞窟は発見されました。なんでも彼女は子供のころにこの洞窟の夢を見て、フィリピン各地を探し歩いたのだそうです。彼女が洞窟を見つけたときは、洞窟の穴はたったのコイン程の大きさであったそうです。ダイナマイトを使って爆破した先に広大な広さを持つ洞窟がありました。
これほどの洞窟ですので、国の持ち物かと思いきや今でも個人所有なのだそうです。
洞窟のガイドの一人は、オーナーの息子さんでした。 |
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手書きで、とてもローカルチックな看板が立ってますが、初めての方は見つけづらいと思います。 |
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洞窟のガイドさんの話では、入口から洞窟までの階段は205段あるそうです。
途中に、ガイドさんの詰め所(住まい?)があり、こちらで入場料40ペソを払います。 |
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もうじき、洞窟の入り口です。 |
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洞窟の入り口には、鍵がかかっています。ホーリーウイークには、多くの方が訪れるそうですが、普段はあまりゲストがいないようです。洞窟の門の鍵が固まってしまって、開くのに時間がかかりました・・・ |
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門には、洞窟の発見者である「インダイ・ネリー」さんの名前が入っています。 |
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洞窟の中は、とても広く、7層とも8層にも分かれているそうです。
入口が1階とすると、ビルとは逆に下へ行くほど2階、3階という呼び方をしているそうです。 |
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石灰を含んだ水が、何百年・何千年もかけて滴り落ち、独特なフォーメーションを作っています。 |
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キラキラと白く輝いているのは、ミネラルとの説明でした。 |
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鍾乳洞の大きさがわかるでしょうか。 |
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様々な形のフォーメーションが、キリスト様やマリア様に見える石もあり、キリスト教徒の多いフィリピンでは、信仰の対象になっているようです。
ガイドさんに説明を受けますと、そう見えなくもないですが、キリスト教でない私は一種のこじつけかななどと感じてしまいました。 |
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ここから2階へ降りられるそうですが、折しも台風が3つ重なってきていた時期の取材でしたので、下は水がたまっているとの説明でした。降りると上がってくるのも大変そうでしたので、降りるのは断念致しました。 |
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この岩は、叩くと音が鍾乳洞内に響きわたります。 |
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この鍾乳洞は、ケソンシティにあるフィリピンのテレビ局からも遠くは無いので、多くのドラマや映画の撮影にも使われているのだそうです。「ディサベル」「マリーナ」「エンカンターディア」など。フィリピンのドラマで鍾乳洞のシーンが出ましたら、ここでの撮影かもしれません。
鍾乳洞に来たゲストとの記念写真の一部が飾られていました。数多くのタレントさんたちと撮った写真は、自宅に保管してあるそうです。 |
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鍾乳洞の入り口の右側には、十字架の建っている丘へ上がることができるそうですが、台風の影響で途中がドロドロになってましたので、こちらも断念しました。
健脚の方であれば、20分ほどで頂上まであがることができるそうです。 |
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左が、鍾乳洞のオーナーの息子さんのトニーさん。右は従業員のビクターさん。
入場料を払いますと、彼らがガイドで付いてくれます。 |
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HINULUGANG TAKTAK ヒヌルガン・タックタック |
1990年に国立公園に指定されたアンティポロにある滝です。現在マネージメントは地元のアンティポロ市が行っているようで、スタッフは市の職員さん、入場料も無料です。
無料であるということもあり、週末や連休には多くのフィリピン人の方が訪れるそうです。
敷地内にあるハットも無料。スナック程度であれば飲食も可能ですが、フィリピン式にBBQなどの料理は不可とのことでした。スイミングプールも無料で利用できます。
16世紀当時、スペインがキリスト教を持ち込み教会で鐘を鳴らしましたが、当時のフィリピン人には騒々しく感じられたようで、鐘を捨てるように司祭に要求し、鐘は川に捨てられました。滝の名前のヒヌルガン・タックタックは、「鐘が捨てられた場所」と言う意味があるそうです。 |
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スイミングプール |
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ハットも無料で利用できますが、この日は台風でしたので誰もいませんでした。 |
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入口は、階段の上のほうになります。 |
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取材日は、フィリピンの近くに台風が3ついたので、滝はとても迫力がありました。
普段は、穏やかな流れなのだそうです。 |
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普段は、穏やかな流れです。
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公営でありますが、駐車場はありません。どこへ停めたらいいか聞きましたところ、入口の反対側にあるスペースに停めてくださいと言われました。マニラ首都圏から近いですが、この辺はまだまだ田舎のようなのんびりとした感じです。天気のよい日には、車がたくさん停まっていて、入口近くのスペースは空いてないことと思います。 |
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カーサ サンタ |
元々はスペイン語で、「サンタの家」の名を持つサンタクロースの博物館が、アンティポロにあります。3ヘクタールの広さを持つ「ジャルダン・デ・ミラマール」という結婚式や誕生会さらにはセミナー等のイベントを行える大きな庭園の一角が、サンタさんの博物館です。オーナーのエドナさんが収集したサンタクロース関連のグッズが、3700点以上展示されています。最初に集めた品は、1963年に海外旅行で購入したものとのことでした。元々は、個人の趣味で集めた品でしたが、数が多くなりすぎたので、2004年に家族用のレストハウスまるごとを、サンタクロースの博物館として一般公開されるようになりました。 |
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どこもかしこも、サンタグッズであふれています。 |
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1階の左奥にあるお部屋は、クリスマスの夜をイメージしたようなジオラマがありました。 |
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子供を連れてきたら、きっと喜ぶだろうなと思いました。 |
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駒がサンタになっているチェスボード |
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2階にも、サンタさんの展示があります。 |
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展示品の中で一番高価であるとの説明があった、スワロフスキーのクリスタル |
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新聞や雑誌などでも、ここカーサ サンタは紹介されています。 |
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カーサ サンタは、飛び込み客を受け入れていません。
希望の方は、事前予約が必要となっています。(02)6974077
入場料が5名様まで、一律900ペソ (1名でも900ペソかかります)
5人を超える場合は、1名に付き180ペソ追加 |
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ピントアートミュージアム |
イロコス出身のドクター、ジョーベン・クアナンさんは、1980年代からフィリピンの若手アーティストを支援するパトロンとして有名です。彼の個人コレクションを中心にした素晴らしい博物館が、アンティポロにあります。元々は、彼の別荘であった1.3ヘクタールの広大な敷地が、2010年博物館として一般公開されるようになりました。別荘から博物館に変わるまでに、2年かかったのだそうです。
私は芸術には全然詳しくありませんが、今回初めて訪れてみて、失礼ながらこんな素晴らしい空間がフィリピンにもあったのかと驚きました。展示されている作品もすばらしいですが、アンティポロの高低差を利用した庭園の造りも素敵でした。デートスポットとしてもお勧めできます。 |
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この博物館は、実はビレッジの中にあります。ビレッジは、基本住人以外入ることができませんが、博物館訪問希望を入口のガードマンに告げますと入ることが可能です。
ビレッジへの入場料として、20ペソが必要です。 |
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取材日は台風が来ていたため、博物館内でアートの見学がメインとなってしまいましたが、天気がよければ、庭園を散歩するのもよろしいかと思います。 |
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中央手前の笑っている絵画のモデルが、オーナーのジョーベンさん |
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館内のカフェも、おしゃれ。写真は無いですが、トレイの中にもアートが展示されていました。 |
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絵画のみならず、立体的なアートも多数展示されています。 |
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真っ暗な部屋に竹林を配置した、スケールの大きなアート。日本の京都からインスパイアされてできた作品だそうです。館内は、フラッシュ撮影は禁止されていますが、ここだけはフラッシュ焚かないと写真が撮れなかったので、フラッシュ使ってしまいました。 |
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入口近くにあるレストラン、PEPPER MILL で食事をいただきました。 |
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ウエイターさんのお勧めだったピザ |
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パスタは、285ペソ~ |
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レストランに飾ってあった作品。この作品は売り物のようで、25000ペソの値札が付いてました。 |
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入場料、大人180ペソ
月曜日が、休館となっております。 |
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上の画像をクリックすると拡大します。 |
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アンティポロツアー |
マニラエリアのホテルからの送迎、日本語ガイド付き
入場料込
2名様参加の場合の1名様料金 3700ペソ プラス900ペソ(カーササンタ入場料)
3名様参加の場合の1名様料金 3000ペソ プラス900ペソ(カーササンタ入場料)
4名様参加の場合の1名様料金 2500ペソ プラス900ペソ(カーササンタ入場料)
5名様参加の場合の1名様料金 2200ペソ プラス900ペソ(カーササンタ入場料)
ホテルお迎え時間は、ご希望に応じますが、渋滞を考慮しまして
午前8時のお迎えがお勧めとなります。
マニラ帰着は、夕方となりますので、1日コースとなります。
ランチは含まれておりません。博物館内のレストラン、もしくは以前に紹介致しましたクラウド9等、ご希望の場所へお連れ致します。
*クラウド9等、以前紹介した記事
アンティポロ市 ボソボソ
クラウド9(Cloud9)
アンティポロ教会
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