ねもとトラベルのフェイスブック上で、

毎月行われております「リサール公園内ジャパニーズガーデンの清掃」の様子を紹介していますが、

こちらは根本タイ子が所属しております「マニラ会」主催の行事です。

こちらの行事にて、毎月お会いする日本人姉妹がラグーナ州のサンタクルーズで

老人ホームを経営されていると聞き訪ねてきました。

 

サンタクルーズは、マニラからの人気日帰りツアー「パグサンハン」へ出掛ける際の道中にあります。

ラグーナ州とケソン州の間にそびえる活火山バナハウ山のふもと、

天気のよい日には山がくっきりと見えるそうです。

 

ホームの名前は、「桜苑」。6000坪の広々とした敷地内に日本人姉妹は住まわれていました。

第三の人生である老後を、日本と比べ安価な介助を受けられる

常夏の国フィリピンで過ごされませんかと言うことで、平成13年から運営がされています。

敷地内にある住まい、集合住宅の場合は500万円、一戸建ての場合は550万円。

こちらの入苑費用は、平成13年より据え置きとのことでした。

月額の管理費用は、集合住宅に単身でお住まいになる場合は、7万円。

ご夫婦でお住まいになる場合は、8万円とのことです。

 

こちらには、清掃・洗濯・ショッピングや散歩、外出される際のスタッフ同伴、

ならびに介護を必要とされる方の介護が含まれています。

水道代、施設内での医療・美容・理容も含まれていますが、

光熱費・電話代や施設外での医療費は含まれておりません。

体験滞在も受けているそうです。1日2000ペソ

 

*正式に結婚をされているフィリピン人の方は同伴可能ですが、

そうでない場合フィリピン人の方同伴はご遠慮くださいとのことでした。

滞在ご希望の方は、下記へご連絡ください。
sakuraen_phil@hotmail.co.jp 橋山様
TEL 049-810-1655 (フィリピン)
携帯 0908-413-5642 (フィリピン)
TEL 0827-24-3380 (日本)

 


桜苑大ホール


ホールには、ビリヤード台や卓球台も設置されています

 


日本語の書籍や、ビデオも用意されています


1階の奥が食堂、2階には体験滞在の方のための宿泊施設が8室あります


体験滞在の方用のお部屋


入苑者の方の住まい、手前が一戸建て。奥が集合住


集合住宅を見せてもらいました


バスタブ付き


敷地は広々としています


ヤギも飼われていました


敷地奥にある池も、苑の所有地だそうです


裏庭にある見晴らし台への通路

フィリピン人スタッフは、よく教育がされていて感じが良かったです。

皆日本語を勉強中で、長年勤めている子は日本語検定4級を持っているとのことでした。

老人ホーム訪問の後は、少し足を伸ばしてパグサンハンの方を周ってきました。

有名なパグサンハンのオールドゲート。パグサンハンは、

スペイン統治時代長きにわたってラグーナ州の州都でした。

ちなみに現在の州都は、サンタクルーズになります。

パグサンハンには、数多くのボート乗り場がありますが、

今回、根本タイ子が現役ガイド時代に団体客を多くお連れしたホテルに勤めていたスタッフが

作った乗り場へ見学に行ってきました。乗り場の名前は、リバービュー。

 

 

リバービューは、パグサンハン滝へ向かう川の本流から曲がった支流にありますので、

ボートに乗っている時間が多少長くなります。(周りの景色を楽しむ時間が増えます)

11月上旬までは、途中にかかっている橋の工事のために、

敷地内から直接ボートに乗る事ができませんでしたが、

工事終了に伴い敷地内よりボートに乗車が可能になりました。

根本タイ子と談笑しているのが、元パグサンハンラビットホテルに勤めていたフィリピン人スタッフで、

現在はリバービューの経営陣。ラビットホテルは、ドイツ人の経営でしたが、

何年か前に営業をストップしています。

 

根本タイ子の現役ガイド時代は、日本人も団体旅行でフィリピンに来ていたころになります。

その頃大勢のゲストをお連れしていたことが忘れられなかったのでしょう。

昔を良く知るベテランドライバーを通して、根本タイ子にテキストメールが入ったのをきっかけに

今回寄ってみました。

ねもとトラベルで扱っておりますパグサンハンツアーは、こちら


パグサンハン川にかかる、ハーギンブリッジ


川は、地元の方の生活にも密着しています

パグサンハンは、30年以上前の映画「地獄の黙示録」のロケ地としても有名ですが、

実際にロケを行われた場所を見た事がありませんでしたので、

今回リバービューのスタッフに連れて行ってもらいました。

このあたりが、地獄の黙示録の最初のロケ地と教えてくれました。

割と下流に近い所です。いくつかの場所で撮影は行われたそうで、

撮影隊はここから更に上流の方に移動していったとのことでした。


この大木は、映画にも出てきますと教えてくれました

このあたりは、フィリピンのドラマでもロケ地となっています。

写真は、約2年前ごろフィリピンのチャンネル7で放送されていた

連続ドラマ「アマヤ」で使われたセットとのことでした。

パグサンハンまでは何度も来ていますが、今までこの先に入ったことはありませんでした。

地図で見ますと、先にルモット湖という湖があり、その先は太平洋戦争の英霊が祀られている

ジャパニーズガーデン近くのカリラヤ湖まで道が繋がっていることがわかりましたので、

行ってみることにしました。

ルモット湖への途中、カビンティの町にブンブガンエコパークがありました

川沿いには、ニッパハットが設置されていて、1日150ペソ~の料金で借りる事ができます。

フィリピン人ファミリーの好きな休日の過ごし方の一つです。

更に車を走らせますと、ルモット湖に着きました。

地図には「ルモット湖」と表記があったのですが、地元の人は、ただ単に「LAWA」と呼んでいました。

LAWAとは、タガログ語で湖の意味です。名無しの湖ということになりますかね・・・

もう少し車を走らせまして、バランガイ・ルモットに入りました。

湖は割と大きいですので、こちら側では「ルモット湖」と呼ばれているのかもしれません。

ルモット側で撮った写真です、ボートは湖の遊覧のもののようでした。

更に車を走らせますと、カリラヤスプリングゴルフコースの入り口がありました。

アポは取っていませんでしたが、入口のガードマンに頼んで中に入れてもらいました。

クラブハウスまでは、かなり距離がありました

クラブハウス

アーノルド・パーマー設計の18ホールのレイクサイドコースです

ドライビングレンジ

カリラヤスプリングゴルフ&マリーナリゾートコンプレックスと言うのが正式名称になります。

現在は18ホールですが、計画では36ホールになるそうです。
マニラから平日昼間の移動ですと、高速道路を下りた後に一般道で渋滞のある地区が2か所ほどあるため、

3時間くらいかかります。

このため、クラブハウスの下に宿泊施設もあるとのことで、お部屋を見せてもらいました。

 

 

室内金庫とバスタブは付いてましたが、クラブハウスの地階に宿泊施設があるため、

窓はどのお部屋にもありませんでした。

中国系フィリピン人のマネージャーさんにお話を伺ったところ、

ゴルフコースの一角に普通に窓もある宿泊施設の建設が近々に始まるのだそうです。

宿泊施設の参考レート 各朝食付
スタンダード(2名)シングルベッド2台 3999ペソ
デラックス (3名)キングサイズベッド1台&シングルベッド1台 4999ペソ
スーペリア(4名)クイーンサイズベッド1台&キングサイズベッド1台 5999ペソ
ファミリー (5名)キングサイズベッド2台&シングルベッド1台 6999ペソ

グリーンフィー 18ホール
平日、1700ペソ  週末、2036ペソ

ゴルフカート 780ペソ
キャディ代 300ペソ

ゴルフの他に、カリラヤ湖でのバスフィッシングやクルージング、

ジェットスキーやカヤック、バナナボートなども楽しむ事ができます。

 

 

またマネージャーさんのお話では、パグサンハン滝の上部に繋がる道が近くにあるそうで、

滝の上からパグサンハンツアーの終点である滝の下まで逆に下りていくツアーも可能とのことでした。

現在は階段になりますが、滝の脇にエレベーターを造る計画もあるのだそうです。

一般にパグサンハンの滝と呼ばれていますが、ツアーで通るエリアの約60%は隣町である

カビンティの敷地であるため、本来はカビンティ滝ツアーと呼ばれるべきだとのお話も聞きました。

更にカビンティ地区では、パラワンの世界遺産アンダーグラウンドリバーに匹敵する規模の洞窟が見つかり、

役所の承認を待って来年にはツアーが可能とのことでした。

 

見つかった当初は、まだ規制がなかったため既に出掛けた人もいたようですが、

現在役所よりストップがかかっているため、洞窟への道も整備されてからの再開となるようです。

世界遺産の称号はありませんが、こちらのツアーが可能になりますと、

マニラから陸路で行ける日帰りツアーが増えることとなります。

ねもとトラベルでも扱わせていただく予定です。