2013年8月特集 カビーテ州
カビーテ州の紹介は、もう何度目かになりますが、
メトロマニラの南隣りに位置し2010年の国勢調査では、メトロマニラ、メトロセブに次いで、
第3位の人口を持つ州に躍進したカビーテには、観光スポットがまだまだあります。
ちなみに1975年の国勢調査では全国で22位の人口しかありませんでした。
マニラから1時間程度の所要時間で出掛けることのできる発展著しいカビーテのスポットをご紹介致します。
サウスウッズゴルフ
カビーテ州は、カルモナにありますメンバーシップコースです。
ゴルフ場の敷地は広大ですので正式な住所はカルモナとなっておりますが、
メンバーであればマニラから向かうと専用出口と言っても過言ではない
サウスウッズ出口ご利用をされると近道になります。
メンバーでなくてもサウスウッズ出口から向かえる道もあるのですが、
道に詳しい方でないと難しい為、一般にはその先カルモナ出口ご利用の方がわかりやすいです。
フィリピンに数あるゴルフ場の中で、ツーリストに門戸を開いていない名門ゴルフ場がいくつかありますが、
こちらサウスウッズもその一つです。
通常は旅行会社では扱えないゴルフ場ですが、知り合いのメンバーさんのご協力で、
ねもとでも昨年より限定期間ではありますが、予約をお受けできるようになっています。
ご協力をいただいておりますメンバーさんは、豊島さんと言う日本人の方です。
現役時代は日本で会社を経営されていましたが、数年前にリタイアされて
今は日本とフィリピンを行ったり来たりの生活をされています。
サウスウッズゴルフは、メンバーと同伴であれば一般の方でもプレーができますので、
現在は豊島さんがフィリピンにいらっしゃる期間だけご予約をお受けしております。
今回、豊島さんの案内で初めてゴルフ場を見学させていただきました。
さすが名門コースだけあって、駐車場には高級車がずらりと停まっていました。
コースもとても整備がされていて、日本からVIPが来られてもはずかしくないコースだと思います。
サウスウッズは、ジャック・ニクラウス設計の36ホールがあります。
レジェンドコースは、一般的なコースですので特にご希望がなければ、
通常はこちらのコースでの手配となります。
もう一方マスターズコースは、上級者向けでかなり難しいそうです。
腕に自信のある方は、こちらでリクエストをお願致します。
ねもとでの手配は、平日料金5000ペソ。週末料金7000ペソとなっておりますが、
他のゴルフ場と違い、キャディ代が込みの価格となっております。
キャディ代は、400ペソとなっておりますので、実質のグリーフィーはそれぞれ400ペソ引いた額になります。
クラブハウス外観
高級感あるクラブハウス
クラブハウスのレストラン
地階にあるロッカールーム横にはジャクジー風呂がありますので、「是非着替えをお持ちになられて
プレー後お風呂に入られてからホテルに戻るスケジュールをお勧めします」・・・と、
豊島さんのお話でした。
メンバーの豊島さんとキャディさん
キャディさんのご指名があればお受けしてくれますが、サウスウッズでのプレーが初めての方には、
豊島さんが日本人に合う真面目なキャディさんを選定してくれます。
このため、他のゴルフ場と違い、キャディ代も事前にねもとにお支払いいただく形となっております。
*今月お盆過ぎまでご予約お受けできますが、豊島さんが日本へ一時帰国されるため、
次回は秋ごろから再開の予定です。
日程が決まりましたら、ねもとHPにアップ致します。
スプラッシュアイランド
こちらはラグーナ州・ビニャンにあるプールリゾートです。
マニラから南方へ向かう高速道路SLEXを走っていますと、
右手に巨大なウォータースライダーを見る事ができます。
長い間気になっていましたが、開場日が不定期のため今まで出掛けたことはありませんでした。
今回、サウスウッズゴルフの見学に出掛けたところ近くに入口があるのがわかりましたので
寄ってみましたが、案の定休場日となっておりました。
諦めて帰ろうかと思いました所、入口にいたガードマンさんのご好意で見学だけOKになりました。
メンテナンス中で水の入っていないプールが多かったですが、
7ヘクタールを超える敷地にたくさんのアトラクションがあり、
子供を連れてきたら喜ぶだろうなという感じはつかめました。
日本は真夏真っ盛りだと思いますが、フィリピンは6月から雨期に入っています。
フィリピンの夏休みである4月・5月は毎日営業となっておりますが、
雨期に入り一時クローズとなっておりました。
7月27日より土日のみ営業が再開されたようで、現在は週末のみ営業しています。
入場料は、大人500ペソ。子供400ペソ(身長4フィート以下)となっていますが、
時折ネット上に半額プロモのニュースが出るのでサイトを見て下さいと
ガードマンさんに教えてもらいました。
http://www.splashisland.net/
マニラから出掛ける場合、SLEXのサウスウッズ出口から数分のところにあるので、
マニラからの所要時間は1時間弱。旅行者の方には、ねもとトラベルの送迎サービスがございます。
園内の地図、いろいろなアトラクションがあります。
SLEXからも見える巨大なスライダーは、いくつかのアトラクションのスタート地点になっています。
上記の写真は、キングピリピット
ビッグバンブー。キングピリピットよりは高さが低めです。
大きな波が発生するアゴスグランデ。上部のロープは、ジップラインのものです。
カルモナサーキット
カビーテ州カルモナには、バイクとゴーカート用の小さなサーキットがあります。
SLEXのカルモナ出口からダスマリーニャスの方へ向かう、
ガバナーズドライブから少し中に入った住宅街の中に位置します。
年に数回程度しかイベントは行われてないそうですが、個人のカートを持ち込めば
1日2000ペソの使用料で走らせることができるそうです。
レンタルのカートは、15分800ペソで貸してくれます。9歳以上から乗る事ができるそうです。
話を伺ったメカニックさんの話では、1周1200mくらいあるとのことでした。
GBRミュージアム
カビーテ州は、ジェネラルトリーアスのゲートウェイビジネスパーク内にこの博物館はあります。
地図上で見ますと、カビーテの有名ゴルフ場イーグルリッジの東隣に位置します。
工業団地の玄関には、ガードマンが常駐していますが、博物館へ行きたい旨を告げると
工業団地関係者でなくても入場を許してくれます。
1名分の写真付きIDを求められます。
GBRとは、オーナーのGeromimo Berenguer de los Reyes Jr. さんの名前から取られています。
工業団地もGBR財団の開発に依るものです。
博物館内は、A~Eの5つのパビリオンに分けられています。
Aには、イギリス人写真家アルバート・ホニスと、
スペイン人写真家マニュエル・アリアス・ロドリゲスによって撮られました
19世紀の古き良き時代のマニラの様子がわかる写真の展示がされています。
当時、スペイン統治下ではありましたが、同時期の日本と比べるとマニラの方が進んでいたように思います。
Bでは、19世紀終わりから20世紀初頭にあたるフィリピン革命時の写真を見る事ができます。
Cでは、ライト兄弟によって作られた人類最初の飛行機や、
初期の軍用機などの模型や絵画が展示されています。
Eでは、コンコルドやアポロロケットなど割と近代の航空関係の展示がされていました。
1937年に爆発したドイツの飛行船ヒンデンブルグの模型も吊られてました。
どうやら飛行関係は、GBRさんの趣味のようです。
Dは、アメリカ統治下から日本の侵略によって太平洋戦争になったころの写真の展示がされています。
先々月号で紹介しました山下大将や本間中将が写っている写真もあります。
すべて見るのに、約1時間ほどかかるでしょうか、
個人コレクションの博物館ですが、19世紀以降のフィリピンの歴史を写真を通じて学ぶことができます。
入場料は、フィリピン人は100ペソ。外国人は250ペソとなっています。月曜日は休館
館内は、写真撮影禁止ですが、我々が旅行会社の者だとわかると、
日本の方に是非紹介してくださいと途中から写真撮影がOKになりました。
前半部分の写真がありませんが、紹介させていただきます。
パビリオンC、ライト兄弟が作った人類最初の飛行機
パビリオンD、太平洋戦争の頃の展示
日本占領時代の写真が展示されているコーナー。
中央上の写真は山下大将、その下の写真には、本間中将が写っています。
イーグルリッジゴルフ
カビーテ州・ジェネラルトリーアスにある全72ホールあるゴルフ場。
4つのコースには、青木功、アンディ・ダイ、グレッグ・ノーマン、ニック・ファルド、4名の有名ゴルファーの名前が付けられています。オープンは、1997年
ツーリストもプレー可能。
シャーウッドゴルフ
カビーテ州はトレセ・マルティレスにある1998年オープンの、
ジャック・ニクラウス設計のゴルフコースです。
地名は違いますが、地図上で見るとイーグルリッジの西隣に位置します。
現在は18ホールですが、新たに9ホールが建設中です。
ツーリストもプレー可能。