スービックの特集も第3章となります。

特集が続くのはスービックが発展しているからなのです。

今回の特集は最近のスービックの様子をお伝えしたいと思います。

 

以前もお伝えした通りスービックは現在でこそ経済特区ですが

スペイン統治時代から海軍基地として最近では1991年までアメリカが海軍基地として利用していました。

ベトナム戦争時には重要な出撃基地でもありました。

返還後は経済特別区と指定され大統領直轄のスービック湾都市開発庁(※SBMA)の管轄下に置かれました。

現在でも海軍基地であった面影は古い建物の軍の認識番号で確認する事が出来ます。

 

このSBMAは元基地である為に一般のフィリピンとは柵で隔てられ6つのゲートからのみ出入りが出来ます。

各ゲートには警官がいて人の出入りや車両のチェックが行われています。

ここの警察はSBMA直轄の警察で24時間のパトロールが行われて

フィリピンでナンバーワンの治安が保たれているのです。

 

最近では各国の企業を誘致し経済特区として発展し、

各国のレストランやリゾートホテル、水族館に動物園、リタイヤメント施設、病院も充実し

アヤラモールの進出もあってフィリピンの中の1つの経済特別区として今も尚、

発展しているのがスービックなのです。

 

スービックに隣接するのがオロンガポ市です。

マニラからスービックにバスで行く場合はパサイかカロオカンよりビクトリーライナーが便利です。

 

オロンガポ行きに乗る事、約3時間30分でこのオロンガポのターミナルに到着します。

 

ターミナルのすぐ前のサークルにあるこのモニュメントは一般にはアポ像と呼ばれています。
オロンガポの地名は勇敢で人々に愛されていた族長APOの、

首の無い死体が漁村の浜辺で発見された事に関する多彩な伝説があります。

タガログ語で「ULO NG」はAPOの頭であり「族長の頭」や「長老の頭」という意味があります。

現地の人達はこのタガログ語を外国人がOLONGAPOと発音した事が定着して、

この名になったのではないかと言っています。

そのオロンガポですが最近ではSMモールも出来て、

かつての田舎の主要都市であった面影も徐々に変わりつつあります。

 

さて、スービックに行って感じたのは、かつては空き地が目立ったSBMAに、

各種ホテルやリタイヤメント施設、大型の病院が進出し寂しかった雰囲気が大きく変わった事です。

何と言ってもアヤラモールの「HARBOR POINT」がメインゲート付近に出来て、その存在感を現しています。

 

 

 

まだ、開店準備中ではありますが全て開店すれば大きな集客が見込めそうです。

これからも目が離せない発展するスービックです。

前回は「ズービックサファリ」を取材しました。

今回は「オーシャンアドベンチャー」を取材して来ました。

SBMAから車を走らせる事、約30分で到着します。

繁華街から大分離れていますので到着するまでの車窓からは、

野生の猿や木にとまった「大型のフルーツコウモリ」にも会う事が出来ます。

 

 

スービック国際空港の脇の森を注意深く見ますとたくさんのコウモリが休んでいます。

この「オーシャンアドベンチャー」は「カマヤンビーチリゾート」の一角にありまして、

各ショータイムのあるアクアリウムです。

 

カマヤンリゾートにもこんな綺麗なビーチがあるのです。

 

 

 

 

「Dolphin Friends Show」に「Sea Lion Marine Patrol Show」

最近では「Walk on the Wild Side Show」と各種ショータイムも充実しています。

Dolphin Friends Show 11:00 13:30 16:30

Sea Lion Marine Patrol Show 10:15 14:15 15:00 17:15

開館時間 9:00~18:00

入場料 大人P550 小人P440(12歳以上) シニアP440(60歳以上)

「Dolphin Friends Show」の様子は下記の動画でご覧になれます

 

そして、今回、取材でお邪魔したホテルは「White rock Waterpark and Beach Hotel」です。

 

 

総合レジャー施設でもあるWhite rockは

大小6つのプールにウォータースライダー、バスケットボールコート、ボウリング場、

ジェットスキー、バナナボート、フィッシング、シュノーケリング、卓球、

ビーチバレーボールコート、スポーツジムととても1泊では遊び切れない施設が充実しています。

何と言っても他ではお目に掛かれない波のあるプールがWhite rockにはあります。

 

 

 

大小2つの波のあるプールがホワイトロックにはあるのです。

 

 

ロッククライミングもありました。

 

ファミリーやカップルには楽しい総合レジャーホテルです。

 

White rock Waterpark and Beach Hotel ホームページ

 

SBMAのカティクランゲートを出て左に10分進むとバリオ・バレットの街並みが目に入って来ます。

 

 

 

こちらは言わずと知れたバリオ・バレットにある日本人経営の「スズキビーチホテル」です。

ここはSBMAとは違った外の一般のフィリピンです。

中と外というのはちょっと不思議な感じがしますがSBMAは柵で覆われた特別区なのです。

このバリオ・バレットですがここもオロンガポ市になります。

 

海軍基地があった頃からともに発展しビーチ沿いにはリゾートホテルやレストランが建ち並んでいます。

アメリカの退役軍人や欧米人の観光客が多いのが特徴でここも比較的治安が良く移住される方が多い町です。

というのもアリゾナホテルの斜向かいはPNP(国家警察)のキャンプ地なのです。

 

このバリオ・バレットも久しぶりに行きましたが街道沿いの店舗数も増え新しいホテルも出来ていました。

今回のスービックの訪問では大きく様変わりしたSBMAや活気のあるバリオ・バレットを見て来ました。

発展し続けるスービックを見ていると庶民的なフィリピンを全く感じませんでした。

皆さんには是非、フィリピンの未来こそが感じられるスービックを訪れて頂ければと思います。

今回撮りためた写真を下記に掲載します。

 

高速から下りてからすぐのSBMAのゲートです。

 

オロンガポ市内の様子です。

 

オロンガポ市内はこの黄色のジープニーです。行き先によって色分けされているので便利です。

 

こちらの青と黄色のジープニーはオロンガポ~カステリアホースまで行きます。

 

 

White rock のビーチです。大きな滑り台があります。

 

今回、取材させてもらった「White rock Waterpark and Beach Hotel」のフロントです。

 

 

バリオ・バレットのビーチです。この日はあいにくの天気でした。

 

スズキビーチホテルには「シュレック」のキャラクターマスコットがあります。

 

こちらはミニーマウスのマスコットですが似てませんよね?

 

スズキビーチホテルのロビーにあるセーフティーボックスです。
日本の100円を入れてロックします(ロビーで100円をもらって投入します)

 

スズキビーチホテルの前で怪しい車2台を発見? これホテルです。

エアコン、シャワー、キッチン付きでP1500なんだとか!

 

最近導入されたジェットスキー

 

スズキビーチホテルお馴染の野良ちゃん、餌が良いのか太ってますね。

 

アヤラモール「HARBOR POINT」 これから楽しみなモールです。

 

現在はまだ、開店準備中でした。

 

スービック国際空港です。現在は離発着便も少なく寂しい空港です。

 

国際空港なのに飛行機を見掛けませんでした。

 

ZOOBICやオーシャンアドベンチャーに行く時にはこの山道を走ります。

 

運が良いと野生の猿に会う事が出来ます。

 

カマヤンビーチリゾートは綺麗なビーチのマリンリゾートです。

 

カマヤンビーチのすぐ隣が「オーシャンアドベンチャー」になります

 

 

 

オーシャンアドベンチャーのお土産コーナーです。

 

 

 

イルカって何故か愛らしい表情ですよね。

 

近くの海は魚が沢山いました。この地区は魚影が本当に濃いです。

 

 

 

 

ショータイムも終わりました。時間はもう夕方の5時です。

忙しい1日でしたが海のそばにいると疲れより心地良さを感じます。

これからマニラに帰ります。

スービックは日頃の忙しさの中にいる私の心を癒してくれました。

また、いつか訪れてみたい・・・

そんな気持ちにさせてくれるのがスービックだと思います。