フィリピン南端のTAWI TAWI島に行ってきました
今回はお客様による特集記事です。
今回、友人に招かれ、ほとんど観光客の居ないフィリピン南端に位置する
タウィタウィ島に初めて行ってみました。
この周辺は外務省より渡航の延期勧告指示が出ている地域でもあり
イスラム教徒がほとんどの特別な場所です。
訪問には注意が必要で信頼できる旅行会社での手配や
友人などのアテンドがあるほうが安心できるかと思います。
訪問方法ですが、サンボアンガからセブパシフィックとエアーフィルエクスプレスの2社が
毎日午前中の運行で飛んでいます。(日により時間が違います)
今回、私はアンヘレスにおりましたので、クラーク空港よりセブ、サンボアンガを経由し
サンガサンガ空港(タウィタウィ)に入りました。
空港に飛行機が着陸すると滑走路脇や通過後には一般の住人が普通に歩いていてびっくりしました。
後で分かりましたが滑走路など生活道路になってました(苦笑
滑走路を渡る住人
駐機場に来る航空機と奥に見える綺麗な海(小さい空港ですがジェット機です)
友人が空港で出迎えに来てくれました。
島にはタクシーやジープニーは無いそうでトライシクルとお迎えの自家用車だけです。
トライシクルはマニラとはかなり形が違いますね!ペイントも凝っていてカラフルで綺麗でした。
カッコイイペイントのトライシクル
早速お迎えの車でホテルに向かいます。
この島には4つのホテルがあるそうですが、海の見えるホテルは今回泊まる友人の父親が経営する
ビーチサイドインと言う所です。
ほかのホテルはダウンタウンにあるそうです。
ホテルに到着するとホテルの目の前は地平線の続く綺麗な海が見えます。
裏には緑が生い茂る山も見えて、クーラーが無くても海からの自然な風があり気持ち良いです!
(最初のパノラマ写真はホテル前の景色です)
ホテルの裏側に広がる景色(2つの山はボンガオピーク)
ホテル広場から食堂、レセプション等の建物(ビーチサイドイン)
客室
ホテルスタッフがみんなで訪問を祝ってくれました!(中央緑ポロの方がオーナー)
客室は綺麗に整備されていて快適に過ごせそうです。
ただし、エアコンはありますが温水はありません。シャワーもなく桶でかけ流すタイプでした。
丁度、新館(オーシャンビュー)を建築中で出来上がったらシャワーもあるそうです。
朝早く到着のためホテルで朝食をご馳走になりボンガオ島(タウィタウィ)の街案内をしてもらいます。
タウィタウィは10個の島からなるそうで、
空港のある島がサンガサンガ島、その島と隣接ほぼ密着してある島がボンガオ島だそうです。
(車で1周30分程度です)
メインの町や公共の施設などはすべてボンガオ島に集中しています。
田舎の小さな街でジョリービーやセブンイレブン、モールなどは全くありませんでした。
ガソリンスタンドが2件、ショッピングセンターが1件、市場が1件、病院も小さなものが1件だそうです。
まだ、地域事情もあるのかあまり観光といった場所は少なく
観光というより視察したような感じでした。(苦笑
一応話によると、トレッキングやシュノーケリング、ダイビング、アイランドホッピング、
その他いくつかはアクティビティはあるそうです。
人々が賑わう市場(パレンケ)
ドライブ途中、墓地にコウモリがいる木があると教えてくれました。
セブンイレブン発見!?(ローカルサリサリ7-11?笑)
ボンガオピークに建つ知事の事務所だそうです(capitol/governor’s office)
ボンガオピークからの眺め
翌日、アイランドホッピングとビーチを目指してボートをチャーターし遊びに行くことにしました。
翌朝、なんとホテルにフィリピン海軍のソルジャーが完全武装で1ユニット4人が登場!
念の為、一緒にボートで廻ってくれるそうです!
警護に来てくれた軍の方(M16にランチャー、無線のフル装備!)
透明度の高い綺麗な海と水平線の見える絶景です!
ボートは綺麗な海をひたすら進みシムナル島に到着いたしました。
こちらでは地元の警察の方から挨拶を受けてフィリピンで最古、初のイスラムモスクがあると説明を受けました。
1830年だそうです。
モスクの撮影は禁止らしいですが今回、警察、モスク管理人の好意と寄付により
特別に撮影させていただきました。(フィリピンらしい・・・)
最古のモスク外観(建て替えがされてます。)
当時の記念碑
地元警察の方と(室内中央に見える木製の柱が当時のものだそうです)
シムナル島の船着場
恥ずかしがり屋な島の子供たち(日本人が珍しいらしい!ははは・・・)
シムナル島を離れビーチのある島に移動します。
とっても小さな別荘が建つ島に到着しました。(サッカーグランドぐらい?)
この島は知事の別荘だそうで不法住人がバラックを建てて住んでいました。
突然、護衛の兵士は四方を確認し警戒、若い男の子が浜からライフルを持って上がってきました!
緊張した空気が流れましたが護身用に持っていることが分かり全員ひと安心しました。
この島の周囲はサンゴ礁があり綺麗な魚などが泳ぎシュノーケリングでも切ることができました。
とっても綺麗で感動しました!
木漏れ日の中、心地よい風が抜けます。
船着場
水中カメラがないので水中メガネを使い撮ってみました!
警戒中の兵士?!黄昏中・・・
島で昼食をとり島になる椰子の実(ブコ)を取りブコジュースにして飲みました。
取り立ての椰子の実はやはり美味しいです。
身を割り中の果肉部分もプルプルツルン♪としてて2度美味しいです。
身を処理中の椰子の実(ブコ)
ペットボトルにジュースを身は割り果肉を食べます。
日も傾き始めましたのでボートにてボンガオ島に戻りホテルに帰りました。
ホテルでは夕食にオーナーが贅沢な料理を用意してくれました。
大きなシャコやカニ、刺身、珍しいのもではウミガメの卵がありました。
普通にウミガメの卵が食べられているそうでちょっとびっくりしました。
上の写真は実はマレーシアガソリンを輸入して販売しているものだそうです。
ガソリンスタンドはありましたが値段が高く、こちらの危険なガソリンの方が安いそうです。
普通に炎天下の中コーラ瓶に詰められたガソリン、赤着色していないので闇のガソリンでしょうか?
各地の田舎でもたまに見かけます。
堀さん、とても貴重な所の記事を書いて頂き、ありがとうございました。
綺麗な海、豊かな自然のある所だと分かり感動いたしました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。