アンヘレス
アンヘレス
“Easy life”
文字通り「お気楽な日々」を求め、世界中から人々が集まってくるアンヘレス。
そんなアンヘレスがどんな街なのか、お気楽に探索してみましょう。
外国人観光客から一般的に「Angels(アンヘレス)」と呼ばれているのは、
Balibago(バリバゴ)のメイン通りであるFields(フィールズ)通り界隈。
バーやホテルが密集する繁華街を指します。
この一帯にはレストランや両替所も集まっているので、食事に行くのも買い物に出るのもすべて徒歩。
なにかにつけてタクシーが必要なマニラと違い、
時間的にも経済的にも、そして精神的にもとても気楽な街です。
アンヘレスはリゾート地ですから、お堅いドレスコードとも無縁でいられます。
Tシャツに短パン、サンダル履きで基本はOK(極一部、例外はあります)。
その気楽さもアンヘレス人気の一因です。
<両替>
何をするにもまずはお金。手持ちの日本円をペソに替えなくては始まりません。
フィールズ通りには両替商が軒を連ねており、レートにも差がありません。
しかも1万円両替してもマニラの好レート両替所と10ペソ程度の違いです。
さらにマニラのエルミタ地区と違い、両替でのトラブルもほとんど耳にしません。
ただし注意しなくてはならないのは他人の目。
まとまった現金を持っている姿を、誰が見ているかわかりません。
お金の出し入れを見られずに済む両替商も何軒かあります。
写真の両替商は客が入るとシャッターを閉め、中の様子を見られなくしてくれます。
アンヘレスではいつもで気軽に両替出来ますが、現金の管理には充分にご注意下さい。
<ミニストップ>
日本でも見慣れた店構えのこのコンビニ。繁華街の中心近くにあります。
店内で飲食出来るのでちょっと一休みしたいときや、小腹が空いたときに利用価値大。
食事のメニューも結構豊富です(但し品切れもあり)。
<洗濯屋>
長期滞在者が多いアンヘレスでは、洗濯屋は人気商売のひとつ。シャツでも下着も、
なんでもかんでもまとめて出せば、まとめて洗ってくれます。
料金は重さで決まり、35~40ペソ/kgが相場。
仕上がりまで24時間が目安ですが、倍料金のexpressだとその日のウチに仕上げてくれます。
<マッサージ>
アンヘレスでの昼間の過ごし方って、いくつか選択肢がありますよね。
天気が良ければホテルのプールサイドでのんびりとリゾート気分。
夜まで待てない人は昼からバーホッピング。そして旅の疲れを癒したかったらマッサージもあります。
一歩街に出ると“Massage”の看板をやたら目にします。
でも正直言ってフィリピンのマッサージのレベルはそんなに高くありません。
そこで地元の人に聞いた評判のマッサージ店を訪れてみました。
場所はフィールズ通りからマッカーサー大通りに出て右折。そのまま徒歩で約3分。
このカジノ(CASINO FILIPINO)の対面にあるのが“BODY AND SOLE”。
基本料金は全身が1時間250ペソ。フェイシャルか足のみだと200ペソ。部屋の中はこんな感じです。
お試しで全身1時間コースを選びましたが、オイルを使ったマッサージなので、
指圧を期待している方にはちょっと物足りないかも。
でもコースに入っているフェイシャルは上手でした。
夕方以降は地元のご婦人達で混雑しますので昼間がねらい目です。12:00~23:00。
<中華食べ放題99ペソ>
上記マッサージ屋の隣にある中華レストラン『Angeles City Lunch』。
なんと99ペソで中華料理のビュッフェが味わえる超穴場。営業時間は11:30~22:00。
スープや漬け物も含めるとおかずは10品。野菜を使った料理が多く、野菜不足も一気に解消!
残念ながら、ただ今閉店してしまいました。
<レチョンマノック>
マッカーサー大通りに並ぶ鶏の丸焼きマシーン。炭火焼きの丸1匹が130~150ペソ。
豪快に丸かじりしても良いのですが、言えばちゃんと食べやすい大きさに切ってくれます。
豚の三枚肉も炭火でジックリ焼かれ余分な脂が落ちるので、見た目ほど脂っぽくなく食べやすいです。
でも食べ過ぎたら脂肪分の取りすぎですよ。
<BBQ>
夕方にはちょっと早い時間から、路上のあちこちから漂ってくる香ばしい煙。
アジアのどの国でも見かけるBBQの屋台はアンヘレスでも定番です。
串焼きは1本5ペソから10ペソ。鶏のモモ肉は4~50ペソ。
焼いた後で付けるタレはsweetとspicyの2種類。
ただし衛生管理は?なので、召し上がる際は自己責任で。
<クラークトン>
外国人観光客で成り立っている街ですから、レストランのレベルもなかなかです。
フィールズから離れてしまいますが、CLARKTON(クラークトン)ホテルのレストランは、
味も雰囲気も上々です。
天気も良いしプールサイドの席を選んでみました。
日本食も用意されています。
パスタも美味しいのですが、
この日は暑かったので『Chicken curry CLARKTON style(275ペソ)』を注文。
欧米人客が多いからでしょう。とてもボリュームがあります。
フィールズからクラークトンホテルまでは、
昼間はジープニーかトライシクルを利用することになりますが、
最近ジープニー内でのスリ被害が急増していますのでご注意を。
夜間はクラークトンホテルの無料送迎車を利用することが出来ます。
ホテルとフィールズを結ぶシャトル便で30分毎に運行されています。
クラークトンの始発 が18:00。フィールズの始発は18:30。
最終便はどちらも3:30。フィールズでの乗り場はTourist Infomation前になります。
<ナッツ売り>
バーで飲んでいると彼らの姿をよく見かけます。
一皿20ペソですが100ペソ出すと1皿オマケの6皿です。
近くにいるウェイトレスに選ばせて、みんなでお気楽にいただきましょう。
ちょっと駆け足気味に廻りましたが、アンヘレスがどんな街かを少しでも感じて頂けたでしょうか。
アンヘレスの本当の楽しみ方は時間を忘れることから始まり ます。
腕時計をはずし、細かいスケジュールなど組まずに、気分の赴くままにダラダラとお過ごし下さい。
24時間「お気楽」でいられる街、それがアンヘレス です。