タガイタイは、マニラから行ける人気日帰りツアーのスポットとして有名です。

マニラから車で2時間弱程度で行けるため、家族でもたまに出掛けるのですが、

新しい観光スポットをいくつか見つけましたので、ご紹介をさせていただきます。

 

 

スカイランチ SKY RANCH
タガイタイの人気ホテルであるタールビスタの隣に新しくできた小さな遊園地です。

乗り物の種類はそれほど多くはありませんが、ここのハイライトは「スカイ・アイ」と言う巨大観覧車です。

フィリピンには、MOAや、エンチャンテッドキングダムにも観覧車がありますが、

スカイ・アイは、現在フィリピンで一番大きい観覧車になります。

他国にはもっと大きな観覧車はありますが、タガイタイは高地です。

スカイランチのある場所は、標高640mあるそうで、

この上に約60mの高さの観覧車が建っていますので、

ゴンドラで一番高い所まで上がれば、標高700mの景色を見る事ができます。

ゴンドラの数は32、ただでさえ高地で涼しいところですが、

ゴンドラの中はエアコンが利いていて、少し寒かったです。

スカイ・アイの乗車券は、150ペソ。遊園地への入場料自体は、50ペソ。

まだ全ての乗り物に乗れるフリーパスのようなものは無いそうで、別々の支払いとなります。

 

 

巨大観覧車 スカイ・アイ

最高部あたりで撮った写真です。

タール湖やタール火山はるか下に見えます。

小さなコースターは、50ペソ

回転木馬も50ペソで乗れます

子供連れの方にお勧め致します。

フィリピン人に人気のジップラインもあります

 

 

パズルマンション
2012年11月29日に、ギネスブックよりジグソーパズル世界一の認定を受けました,

ジーナ・ラクーナさん経営の宿泊宿兼パズルの博物館がタガイタイにあります。

タガイタイの外輪山を走る国道から中へ入った地にありますが、

国道のあちこちにパズルマンションへの案内看板が多数建てられていますので、

看板を追って行けば簡単にたどり着くことができます。

ギネスに認定されたときのパズルの数は、1028だったそうですが、

その後作成を続けていて現在は、1500を超えるパズルが

博物館に展示されているとのことでした。

 

敷地は、1ヘクタールを超えるそうです。入口から坂を下って行った先に博物館があります

斜面は、パイナップル畑になってました

ロゴもジグソーパズルの形になってます、右側にはギネス世界一の看板

ギネスの認定証を持つオーナーのジーナさん。

後ろのパズルは、彼女が作成した中で3番目に大きなものだそうです。

毎日団体客が来ているそうです。この日も学生さんが多数見学に来ていて、

ジーナさん自らパズルの説明をしてくれました。

ゲストとの記念撮影にも気軽に応じてくれます。

博物館1階には、1500を超えるパズルが展示されています。

 

平面のものだけでなく、立体的なパズルもありました

1階の一角にあります、このミッキーマウスのパズルが記念すべき1作目なのだそうです。

1986年に香港で、当時2歳の娘さんのためにと買ったそうです。

実際は5000ピースとかなり大きなパズルですが、当初500ピースのものだと勘違いしていたそうです。

後日荷物が届いてびっくりしたそうですが、このパズルを完成することができて、

自分にもできるのだということを認識し、その後たくさんのパズルを作るようになったと話してくれました。

博物館のパズルには、一つ一つにパズルのサイズや、メーカー名、

また完成するまでの所要時間が書かれたメモが付いています。

この1作目のメモは取れてしまっておりましたが、ちなみに70時間かかったと教えてくれました。

2階の外壁には、彼女の作成したもので一番大きな32000ピースのパズルが飾られています。
今まで作ったパズルの総ピース数は、ゆうに100万ピースを超えるそうです。

2階は、お土産用のパズルショップとなっています。

外国からの輸入品が多数あり、品揃えはフィリピンではトップクラスだと思います。

左のドアの先は、ジーナさんのパズル作成ルームでした。

なんでもブラジル人に、彼女のライバルであるパズル作成者がいるそうです。

 

お土産屋担当のスタッフも今ではパズルを早く作ることができるようになったそうですが、

博物館のパズルは全て正真正銘ジーナさん本人が作ったものですよと、強く言われました。

日本と比べ物価の安いフィリピンですが、パズルはほとんどが輸入品と言うこともあり、

むしろ日本より高いと思います。フィリピンの人にとって高価な趣味となるジグソーパズルですが、

ジーナさんは元々お金持ちではなかったそうです。

フィリピンの富裕層は皆大卒が当たり前ですが、彼女はそうではなくハイスクール卒業後、
(フィリピンでは16歳でハイスクール卒業のため、日本の中卒とほぼ同じような学歴になります)、
庶民の市場で有名なディビソリアで衣料品の行商から仕事を始め、

その後マタニティドレス事業が成功してフィリピン全国の有名デパートへ商品を納めるほどになりました。

 

最初のパズルを作った頃は、35歳であったそうです。

ジーナさんは今は仕事もリタイアされてご家族が事業を継いでいますが、

ここタガイタイは地元ではなく、事業で成功した資金で博物館を建てるために購入した土地であり、

ご自宅は今でもリサール州タイタイにあるとお聞きしました。

パズルマンションの正式名称は、「パズルマンション ベッド&ブレックファスト」と言います。

マニラから日帰りできる地ですので、入場料100ペソの博物館の見学者が圧倒的に多いそうですが、

宿泊施設も9室あるとのことで、中を見せてもらいました。

2名用のデラックスルーム、朝食付きで参考価格1泊4480ペソ

こちらは、ファミリールーム。4名分の朝食付きで参考価格1泊6880ペソ

連絡先 (+632)661-0019
住所 Cuadra ST., Brgy Asian, Tagaytay City, Cavite

 

 

スプレンディードタールゴルフクラブ
タガイタイからタール湖へ下りていく、

人工的に造られました谷にあります景色のとてもよいゴルフコースです。

有名プロゴルファー、グレッグ・ノーマン設計で2002年にオープンされています。

ツーリストでもプレー可能。

 

クラブハウス

 

 

 

スプレンディード タール カントリークラブ
こちらは、上記のゴルフ場隣にありますスポーツレクリエーション等も楽しむことができる

メンバー制のクラブです。

日本でカントリークラブと言うとゴルフ場を指しますが、

隣のゴルフ場とはマネージメントが別なのだそうです。

敷地内にコンドテルが建てられており、殆どは契約者用のお部屋となっておりますが、

20部屋分のみツーリストも泊ることが出来るレンタルルームがあるとのことで、見学させてもらいました。

タガイタイからタール湖へ下りる途中にカントリークラブはあります。

12階建のビルがコンドテルになります。


2ベッドルームスイートは、4室レンタル用があります


2ベッドルームスイートのリビング

2ベッドルームスイートのみ、バスタブが付いてます


1ベッドルームスイートは、12室レンタル用があります


1ベッドルームスイートのリビング


スタジオルームは、4室レンタル用があります


スタジオルーム、ベッドの横にソファが置かれています

プール

ボーリング場もあります。

キッズコーナー

 

1泊料金 ねもと契約レート
スタジオルーム:4800ペソ
1ベッドルームスイート:6900ペソ
2ベッドルームスイート:8500ペソ
※朝食は付いておりません

 

 

ティエラ・デ・マリア
タガイタイの有名スポット、ピクニックグローブへ行く手前に、

50フィート(約15m)の高さがあるマリア様の像を持つこの教会はあります。

像の背は高いのですが、教会の幅は短いため気を付けていませんと、

あっという間に通り過ぎてしまいます。

フィリピンは、人口の9割以上がキリスト教であるとも言われています。

フィリピンのご友人とタガイタイへ出掛けられた際にここへ寄ると、とても喜ばれると思います。

入口の幅は、数メートル程度しかありません

毎日、午前8時~午後6時の間、開いています

 

 


教会内では、大勢の信者の方が御祈りをしていました

 

教会の脇にある階段を上りますと、多くの聖者の生まれた日がカレンダーとして展示されています。

マリア様のそばまで寄ってみました。とても優しい顔をしています。

私はキリスト教ではありませんが、私以外の家族は皆キリスト教ですので、

タガイタイへ来ると必ずここへ寄ります、信者でない私もここではとても厳かな気持ちになります。

 

 

ムセオ・オルリーナ
12月1日にオープンしたばかりのフィリピンを代表する芸術家ラモン・オルリーナさんの個人博物館です。

タガイタイの外輪山にある国道を走っていて看板を偶然に見つけて入ってみました。

なんでも外国人では一番目のゲストだと言われました。

芸術には全然明るくない私ですが、ガイドさんが一生懸命説明してくれましたので、

教えてもらったことを紹介致します。

タガイタイの国道から少し坂を下ったところにミュージアムはあります。

目印は、サンタ・ローサからタガイタイへ上がったところに、

エコノ・ホテルというレストランも兼ねたホテルがあります、

この脇にある細い道をタール湖方面へ下りていただくと博物館です。


オルリーナさんは、ガラス彫刻の大家だそうです。

 

 

私が気になった、表と裏で表情が違って見える彫刻、題名は「ヴァージン・マリア」


こちらが裏側ですが、立体的になっています。

こちらは、サント・トーマス大学(以下UST)開校400年記念の際に、

オルリーナさんが作成した巨大な像のミニチュアのレプリカだそうです。

大学にある本物の像は、彼の作品の中で一番大きなものだとのことでした。

こちらは、実際の像を映した写真です。

男性の顔を見てピンと来た人がいましたら、かなりのフィリピン通だと思います。

答えは、こちら。

フィリピンの有名二枚目俳優ピオロ・パスクアルが男性の像のモデルとなっています。

彼自身USTの卒業生だそうです。

ちなみに像の女性版のモデルは、シャーリン・ゴンザレスさん

やはりフィリピンの有名俳優であるアガ・ムーラックさんの奥さんです。

屋上には、コーヒーショップができるそうです、開店は来年1月になるとのことでした

地階はギャラリーとなっていて、販売用の彫刻が展示されていました。

2年ほど前にアラバンのモールで展示中に盗まれた彫刻は30万ペソの作品だったそうです。

売り物の彫刻の値段は聞きませんでしたが、結構するのでしょうね。

こちらは、玄関に展示されてましたワインのファウンテン(噴水)だそうです

オルリーナさんは、ワーゲンも好きなようです。

ボンネットに描かれている絵は、オルリーナさんの友人で、

やはりフィリピンで有名な画家ベネディクト・キャブレラ(通称ベンキャブ)さんによるものだそうです。

ベンキャブさんのことも私は知りませんでしたが、

彼の絵は小さなサイズのものでも100万ペソ(約250万円)するのだと教えてくれました。

無料で書いてもらったのか聞きましたところ、

オルリーナさんの彫刻と交換で書いてもらったのだそうです。


これが証拠だそうです、ベンキャブさんのサイン


こちらのボルボは、2年前のコンテストで1位を取ったそうです。

博物館 を坂の下から撮ってみました。

テラスにはめてある彫刻は、ラモン・オルリーナさんのイニシャル、R.Oをあしらったものだそうです。

月曜日が休館で、毎日午前10時~午後6時まで見学可能。入場料は、大人100ペソ

画像をクリックで拡大します。

従来のタガイタイ観光で周るスポットに加え、今回紹介しましたスポットにもご案内可能です。

(入場料等かかる場所は、当日別途個人支払いとなります)

ねもとトラベルのタガイタイツアー

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