マニラ・アメリカン・セメタリー

皆さん、こんにちは。

ここ数日間はTVも新聞も、
「新アメリカ大統領就任」の話と「ワクチン」の話で、もちきりです。

そんな中「マニラ・アメリカン・セメタリー」の事をふっと思い出し、
現在の様子が気になり、見に行ってきました。
今日は、その道中の「街と墓地の様子」をご案内します。

 

 

 

金曜日、時刻は夕方5時少し前。レストラン付近の道はまだ空いていて、10分程でマカティ市に入りました。

 

 

 

ロックダウン前でしたら、金曜日の夕方なんて、大大大渋滞だったのに、今はご覧の通りスムーズに走れます。

大分緩和されたとは言え、まだジープやバス等が完全再開出来ていない事が、理由の1つかも知れません。

 

 

アヤラ通りに入りました。グロリエッタ等ショッピングモールを過ぎて、

エドサ通りとの交差点で、とても大きなビルが建設されています。

 

見上げるとこんな感じ!!

 

ビルやコンドミニアム等の建設がもっと盛んになって、フィリピン経済が早期復興する事を期待します。

 

 

車は「マッキンリーロード」に入りました。フォーブスパークと呼ばれている超高級住宅街で、

マニラの名だたるお金持ちが住んでいますよ。夕陽の当たるビルの麓には「マニラゴルフクラブ」があります。

 

 

 

BGC地区の高層ビル群を抜け、車は「アメリカンセメタリー」に到着しました。

ですが……

 

門がガッチリ閉じられていて入る事が出来ません。
ガードマンに話を聞いて見ると「今は、コロナ感染防止の為に入場する事は一切出来ない」との事。

(通常は、お墓参拝はもちろんのこと、一般市民も敷地内を見学することが出来ます。)

こんなところにもコロナウイルスの影響が……涙

せっかく来ましたので、写真だけ撮らせて貰う許可を取りました。

 

 

 

ここには、第二次世界大戦で亡くなったアメリカ兵約1万7千人が眠っています。

良く整備された広大な土地の中央には記念碑がそびえ立ち、その周囲を円形に囲む記念館には

戦争の数々の資料や、行方不明者を含む3万人以上の兵士の名前が刻まれてきます。

 

 

 

※上記写真は過去のブログから引用

高層ビル群をバックに真っ白な十字架が整然と立ち並び、静かで荘厳な雰囲気を醸し出しています。

そして、我々日本人も第二次世界大戦時、フィリピンには多大なる影響を与えてしまいました。

フィリピン各地にはその遺跡や記念碑等がたくさんあります。
何年経っても絶対に忘れてはならない事だと思っています。

 

 

 

だいぶ日も落ちてきました。今はアメリカン・セメタリーを出発し、ロートン通りを走っています。
この通りの左右には、フィリピンの海軍、陸軍の施設がたくさんあります。

次回はその中にある「ネイビー・ゴルフクラブ」をご紹介します。

  
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