リサール公園
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2021年2月10日
リサール公園
皆さんこんにちは。
先週2/4にリサール公園に、久しぶりに出掛けてきました。
リサール公園は、58ヘクタールもあり、都市部にある公園としてはアジア最大級の公園で、
200年に渡りマニラの人々の憩いの場となっている場所です。
また「マニラ市内観光ツアー」でも必ず立ち寄る大変有名な場所ですので
日本のフィリピンファンの方は、既にご存知かとます。
そして2月4日は、「米比戦争記念日」です。
1898年にフィリピンはアメリカの植民地となりました。
そして、1899年2月4日、アメリカ支配側に立ち入ったとされるフィリピン兵が射殺されてしまいます。
当時のマッキンリー・アメリカ大統領は、この事件はフィリピン側によるマニラ市内への攻撃であったと新聞に語り、責任をフィリピン側に求め、米比戦争へと発展しました。
圧倒的な武力差で弾圧し、1899年11月、アギナルド・フィリピン初代大統領は家族とわずかな兵だけで各地を逃亡するようになり、1901年3月に米軍に逮捕され、1902年7月4日の平定宣言でフィリピンにおける植民地支配を確立します。
この戦争における戦死者は米兵4,000人、フィリピン兵14,000人、病死や餓死などを含めて一般人20万人だったそうです。
このことを忘れずに、また亡くなった人々の死を悼み、毎年2月4日にはリサール公園ではイベントが開催されています。
コロナ禍の今年の公園はどんな様子だったのか、早速ご覧ください。
1967年に改名される前までは「ルネタパーク」と呼ばれていました。
エントラスは1箇所に限定され、体温検査と健康宣言書に記名をしなければ入園出来ません。
久しぶりに来たリサール公園は、以前と変わらず芝はしっかり手入れされていて、緑がたくさん溢れてました。
まるでゴルフ場みたいでしたよ。
日本庭園、中国庭園も健在!ですが入園は夕方5時までで、残念ながら今回は中には入れませんでした。
コロナ感染対策もバッチリ!
消毒アルコールはあちこちに設置してあります。また場内は全て一方通行です。
ロハス通り側まで来ました。(すっかり陽が落ちてしまい、写真が暗くてごめんなさい)
今日はメモリアル・デーなのでいつもより大きなフィリピンフラッグが、夕方の空をダイナミックにはためいていました。
銅像前には24時間兵隊さんが常駐して、ホセリサール氏の警護にあたります。
良く見るとマスクしてる……
一方通行に従い、エントラス方面に戻って来ました。
ちょうど6時から噴水ショーが始まりましたよ!
日本でもお馴染の「ビューティフルネーム」の音楽に合わせて、水が軽快にダンスを始めます。
(音声あり。手ブレは何卒ご容赦下さい)
ブルーにライトニングされた盛大な放水で、約5分間のショーは終わりました。
リサール公園は、現在は朝6時から夜の8時まで開園しています。
お近くの方はぜひお出掛け下さい。