パラワン島 世界遺産、ワールド7ワンダー

 

 

 

マニラとパラワンの位置関係

 

パラワン島は、フィリピンで5番目に大きい島ですが、

島がそのままパラワン州を形成していることもあり

フィリピンで一番大きい面積を持つ州となります。
周辺にいくつもの小島もあり、北東に位置するカラミアン諸島は高級リゾートとしても有名ですが、

今回はパラワン本島にある首都プエルトプリンセサを中心に周ってきました。

昨年11月に、新世界の7不思議(自然版)に選ばれた、

プエルトプリンセサ地下河川公園(PPUR)を見ることがメインの旅でしたが、

塀のない刑務所イワヒグや、日本人には身近な名前のホンダ湾なども含め、

現地の様子をご紹介いたします。

 

パラワン州には、いくつもの空港がありますが、

PPURへ行く場合、プエルトプリンセサ行きの便の利用になります。

マニラからは、現在フィリピン航空、セブパシフィック、エアフィリピンズ、

ZESTエアにフライトがあります。

マニラからの発着は、フィリピン航空=ターミナル2、セブパシとエアフィリピンズ=ターミナル3、

ZEST=ターミナル4(旧オールドドメスティック)となりますので注意が必要です。

 

プエルトプリンセサ空港は、観光客が増えているとは言え、まだまだ地方空港の雰囲気です。

とてもコンパクトなターミナルですので、待合人と会えないなどの心配はなさそうです。

 

 

 

 

イワヒグ刑務所

 

プエルトプリンセサ市街地より西に車で約40分。

世界的にも珍しい塀のない刑務所は、1904年アメリカ占領下の時代に建てられました。

刑務所内では、稲作や酪農、魚の養殖など好きな職業活動が提供されています。

約2000人程度の囚人が収容されていますが、

内6名の囚人が家族を呼んで刑務所内で暮らしているそうです。

脱走者も皆無では無いようですが、殆どの囚人は低警備でありながら脱走を選ばずに

ここでの生活を選択しているわけです。

フィリピンの犯罪は、貧困が原因となっている場合が多いので、

厳しい世間に戻るよりは刑務所内での充実した生活を選んでいるのかもしれません。

 

所内にあるリクリエーションホールにはお土産物屋さんもあります。

囚人たちが作った民芸品等が売られていますが、市内の店より値段は高めです。

囚人自ら営業もするため、ちょっとしつこいと思う方もいるかもしれません。

囚人の顔写真はNGと言われてましたが、土産物屋でダンスを踊る人たちは、

顔の写真も問題ないと気軽に撮影に応じてくれました。

私のそばに寄ってきた囚人は、麻薬の罪で収容されていて14年間の刑期だと話してくれましたが、

彼に刺青がなくここが刑務所でなければ、普通のフィリピン人の青年といった感じでした。

 

日本では考えられないことですが、こういった更生施設もあるのだなと感心しました。

 

 

入口のゲートも簡単な作りです、逃げようと思えばすぐに逃げ出せそうです・・・

 

刑務所内の田んぼ 所内の敷地は3万ヘクタールくらいあるそうです。

 

お土産屋を兼ねた、リクリエーションホール

 

 

 

クロコダイルパーク

 

イワヒグ刑務所から市内の方へ車で10分程度の距離に位置するパラワン観光で人気のスポット。

1987年、コリーさんが大統領の時代に日本の援助もあり建てられました。

建物入口には巨大ワニの皮と骨が展示されています。

昨年ミンダナオのアグサンで捕えられた巨大ワニ「ロロン」が見つかる前は、

このワニがフィリピン一の巨大ワニだったそうです,

 

パラワンにはたくさんのワニが生息しています。

真水で生息するワニは成長しても2~3m程度ですが、

海水域に生息するワニはオスで5~6m、メスでも4~5mになるそうです。

寿命はどちらも100年程度、長生きすればそれだけ巨大になるというわけですね。

 

観光客がたくさん到着すると園内見学のツアーが始まります、

基本的に英語のガイドですがタガログ語もまじります。

ゲート近くにあるお土産屋さんを兼ねた食堂では、

ワニ肉でできたソーセージやシシッグも購入できます。

低カロリーで、味はチキンに似ているそうです。

 

 

 

 

 

ワニ肉製品、料金表

 

 

ベイカーズヒル

 

プエルトプリンセサを見下ろす小高い丘に建つテーマパークのような公園。

もともとベーカリーだったそうですが、ビジネスが成功し,

オーナーが植物園や動物園も含む公園に変更したそうです。

プエルトプリンセサの市内観光を頼むと必ず組み込まれる場所です。

ベーカリーでは、焼きたてのパンやフィリピンの有名なお菓子ホピアなどが売られています。

町のパン屋さんに比べると値段はちょっと高めでしたが、高級感があって外国人の口にも合うレベルでした。

 

 

 

 

 

ミトラ牧場

 

パラワン出身の著名な政治家ミトラ家所有の牧場です。

お父さんのラモン・ミトラは既に他界していますが、コリーさんの時代に下院議長も務めた方です。

邸宅には立ち入りが禁止されていますが入場料が無料のため、

プエルトプリンセサ市内観光ではやはり必ず立ち寄るスポット。

遠くにホンダベイも望める丘の上に建ち、とても景色のよいところです。

フィリピンで人気のZIP LINEもあります。

 

 

 

 

バジャウレストラン

 

バジャウとは、フィリピンを含む東南アジア一帯で、

陸地に住まず海の上で生活をする漂海民のことです。

この名を持つレストランは、プエルトプリンセサ空港から南に1キロほどのロケーション。

スールー海に面していて、駐車場から桟橋を渡っていった海上にあります。

周りをマングローブに囲まれていて、

プエルトプリンセサで一番人気のレストランの一つと言われているだけあって、

とても雰囲気のあるレストランでした。

メインは、やはりシーフードですが一般的なフィリピン料理も食べられます。

 

 

 

 

 

 

パラワン島では、タガログ語が主流ですが、入口に書かれていた、

DAYON CAMO とは、2番目に多く話されているクヨノン語なのだそうです。

意味は「いらっしゃいませ」まあ、当たり前ですね。

 

 

プエルトプリンセサ地下河川公園(PPUR)

PPURは、Puerto Princesa Underground River の略。

プエルトプリンセサ市街より、車で約3時間。

島の反対側である西フィリピン海(南シナ海)に面する、サバンと言う地区にあります。

1999年、既にユネスコの世界遺産に登録されてましたが、

人気が沸騰したのは昨年2011年11月11日、新世界の7不思議に選ばれてからです。

現在、現地を訪れる方は毎日千人前後、多い日には1200名を超える観光客が訪れるそうです。

以前は無料だった税金が、今年3月6日より環境税として40ペソが徴収されるようになりました。

現地ツアーは、現在完全予約制となっており、1か月ほど先まで予約がいっぱいの状態でした。

 

事前の調査では、現地への道も未舗装のところが多く移動が大変との情報でしたが、

観光客が落とすお金が道の整備にも使われているようで、

今回一部の道路を除いて殆どの部分で舗装がされており、思ったほどの苦痛はありませんでした。

上記のように現在は、直接行かれても地底川へ入ることは実質無理の為、

事前予約を済ませてからの出発になります。

 

ツアーの車が連れて行ってくれる港には観光事務所があり、

ここで予約者名の確認があるため、写真付きのIDが必要となります。

手続きは現地ガイドがすべて行ってくれます。

ここでバンカボートに乗りますが、このボートは直接地底川へは入りません。

地底川へ入る拠点までは約15分程度の移動です。

ボートの乗り降りの際に濡れますので、サンダル・短パンに着替えた方が良いと思います。

 

拠点に着いた後、徒歩で数分の移動があり、地底川へ入るボートの順番待ちとなります。

今回我々は20分程度の待ち時間で乗れましたが、ピーク時の場合1時間待ちはざらのようです。

訪問時の話では、20名の船頭さんでローテーションをしているそうで、

1艘10名程度の乗員のため、ここでの待ち時間はある意味仕方ないかもしれません。

近いうちに10名程度の船頭さんの増員があるとの情報も聞けましたので、

現在少しは状況もよくなっているかもしれません。

 

ボートの順番待ちをしている間に、ライフジャケットとヘルメットを装着します。

いざ出発するとツアーの行程は、約40分程度。

全長8.2キロと世界最大級の地底川ですが、ツアー客が入れるのは入口から2キロ程度。

以前テレビの特集で見たときには、幻想的で厳かな感じでしたが、

実際には船頭がタガログ語で冗談ばかり言って船上は笑いの渦。

下船後、いつも冗談ばかり言っているのか聞いてみたところ、

「暗い洞窟の中、笑わせないとゲストは怖がるから」なんて言ってました。

フィリピンらしいと言えばフィリピンらしいです。

タガログがわからない方には、あまり意味はない説明ばかりでしたので、

耳栓でも用意してじっくりと雄大な鍾乳洞に浸るという楽しみ方もあるかもしれません。

 

プエルトプリンセサ国際空港と地下河川公園の位置関係

 

 

観光事務所、IDのチェックがあります。

 

地底川への拠点へ移動の際に乗るバンカボートが多数停留しています。

 

移動のバンカボートから見る、セントポール山。この山の地下に地底川が流れています。

 

地底川への拠点に近づいてきました。

 

徒歩数分の移動で、地底川へ入るボート乗り場へ

 

新世界7不思議に選ばれた記念碑

 

いよいよ地底川へ入るボートの順番が来た観光客

 

地底川、鍾乳洞への入り口

 

 

 

ベトナム難民村

 

プエルトプリンセサ市街から、13キロほどのところにフィリピン政府が建てたベトナム村はあります。

1975年、南ベトナムが崩壊後、

いわゆるボートピープルとなって漁船に乗ってベトナムを逃げ出した彼らは、

ここパラワンにも漂着しました。

ピーク時には1500人ほどが住んでいたそうですが、

ベトナムへ帰った人もいて、現在は7家族が残るだけのようです。

 

入口にはベトナム料理のレストランが建っています。

コックさんに話を聞いたところ、1978年、

彼は6歳のときにベトナムからボートで2週間かけてパラワンへ来たそうですが、

タガログ語も非常に流暢というかフィリピン人そのもの、

外見からもまったくベトナム人とはわかりませんでした。

営業時間は、毎日午前9時~午後9時となっています。

 

 

 

カ・ルイ レストラン

 

メイン通りであるリサールアベニュー沿いに建つ、

やはりプエルトプリンセサで一番人気のあるレストランの一つです。

ネイティブの木造で建てられたレストランは、とても雰囲気があります。

入口で靴を脱いで、裸足で入るスタイル。

予約がないと入れないほど店内はお客さんがいっぱいでした。

ここも海鮮料理がメインのフィリピン料理ですが、お値段はとてもお手頃。

メニューには刺身もありました。

営業時間は、ランチ午前11時~午後2時 ディナー午後6時~11時

毎日営業していますが日曜は予約が必要です。

電話(048)433-2580

 

 

 

 

 

ホンダベイ

 

日本人にも親しみのある名前のこの湾は、プエルトプリンセサ市街より北東へ10キロほど。

アイランドホッピングツアーが人気の、とてもきれいな海。

ホンダという名は、残念ながら日本語に縁はなく、

スペイン語の「HONDO AGUA」(オンド・アグアと発音するそうです)から来ていて、

深くて静かな海と言ったような意味があるそうです。

ホンダ湾には、16の島が点在しています。

アイランドホッピングは、この中の2~3の島を周るスタイル。

リクエストがあれば、ホテルからの道中、スノーケル機材等のレンタルショップへ寄ってくれますが、

レンタル機材は別料金になります。

荷に余裕があれば事前にご用意されることをお勧めいたします。

 

今回、我々はパンダン島というホワイトビーチを持つきれいな島で、ランチをとりました。

強い日差しもニッパハットが遮ってくれます。

ランチ代は、アイランドホッピング代に含まれていますが、

オプションで、ブコジュース(ココナッツジュース)をオーダーすることもできます。
サンミゲルビールを片手に、炭火で焼いたBBQやシーフードをほおばる。

青い空に白い砂、南国気分を十分に堪能できました。

ここパンダン島は、プエルトプリンセサ本土にある有名ホテル、レジェンドホテルの持ち物だそうです。

 

 

 

 

 

現地のホテルは、下記ご参照ください。

フローリス ホテル パラワン
空港からとても近いロケーションです。

 

マイクロテル プエルト プリンセサ パラワン ホテル
空港からは車で約20分、海に面していますが、満潮時にしか泳ぐことはできません。
泳ぎたい方は、プールで可能です。

 

サンライト ゲスト ホテル
フィリピン全土にチェーン店を持つユニトップモールと同じ経営。

ダウンタウンにも近いので、現地の生の様子も味わいたい方には便利なロケーション

 

レジェンド ホテル
現地の老舗ホテル、今回訪問時パラワン島を訪れたミスコンテストの候補者たちが宿泊していました。
街中にあるので、車を捕まえるにも便利です。

 

アストリアス ホテル
やはりミスコンテストの候補者たちが泊っていた格のあるホテル。

街中からは少し離れているので、のんびりと過ごしたい方向け。

 

シェリダン ビーチ リゾート & スパ
空港からは約3時間、プエルトプリンセサ地下河川公園近くにあるリゾート。

 

下記は、現在ねもとでは、まだ契約がありませんが、紹介いたします。

セントロホテル

外国の資本も入っている新しいホテルで、とても清潔感がありました。
お値段の割に少し狭いかなという印象のお部屋もあり。

 

グランデビスタ

日本でいうビジネスホテル感覚で泊まれるホテル、3階建てなのでエレベーターはありません。
今年オープンしたばかりなので、設備はきれいです。

 

プエルトプリンセサ周辺のホテル

 

現地のオプショナルツアー
今回、現地のオペレーターと契約ができましたので、

ねもとトラベルでもご予約を受けられるようになりました。

 

プエルトプリンセサ市内観光 (半日コース)
お一人様、600ペソ
食事は付きません。

 

ホンダ湾アイランドホッピング (1日コース)
お一人様、1300ペソ
ピクニックランチ付き

 

プエルトプリンセサ地下河川公園ツアー (1日コース)
お一人様、1500ペソ
ピクニックランチ付き

*ご予定日から1カ月以上前のご予約が必要となります。

 

すべてのコース、プエルトプリンセサのホテルからの出発となります。
2名様からご予約お受けできますが、現地での移動車は他のゲストとの混載となります。
7名分お支払いいただけますと、専用車でのご用意も可能です。

 

※価格は2012年6月現在の価格です。
情報が古くなりますと価格が変わることがございますのでお問い合わせください

 

 

  
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