ビガンへ~世界遺産の歴史都市~

先週末、フィリピィンは“ホーリーウィーク”というキリスト教の休暇でしたが
フィリピンのお住まいのみなさんはいかがお過ごしだったでしょうか。

私は、ルソン島北部、マニラから車だと10時間くらいかかる距離にある
(飛行機だと1時間くらいで行けます♪)
イロコス地方へ行ってきました!

イロコス地方は、北と南に分かれており、その南(イロコススール)には
“ビガン”という街があるのですが、今日はその街のご紹介をしたいと思います。

マニラにも“イントラムロス”というスペイン統治時代の街並が残る場所がありますが
“ビガン”はさらにその街並が色濃く残り、街全体が世界遺産に登録されています。

ビガンはその昔、中国の福建省の商人が入植していて

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その美しい海岸から「美岸」と呼んでいたことが名前の由来なんだそうです!

まずは、ビガンの街の一番のメイン“クリソロゴ通り”から。

石畳の続くこの通りは、車の侵入は禁止されていて
“カレッサ”というフィリピンの馬車のみが行き交います。

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石畳をカッポカッポと馬の足音が響くのを聞いているだけで
なんだかそこがフィリピンであることを忘れるような感覚に。

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スペイン統治時代の街並が残る場所ですが、この通りに建てられている
建物は、スペインだけでなく、中国、そしてもちろんフィリピンの要素が

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うまく取り入れられ、異国風でありながらどこか馴染みのある風景になっています。

ホーリーウィークということもあり、観光客(ほとんどフィリピン人)で

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すごく賑わっていました。

フィリピンではおなじみのこちらのアイスクリーム屋台も、
暑さから、大繁盛な様子。みんな片手にアイスクリームで
石畳の風情ある通りを楽しんでいました。

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サトウキビジュースのお店もありました。
目の前で、ナイフでサトウキビを削って、絞ってジュースに。
カラマンシーも絞リ入れてくれますが、かなり甘いとのこと。

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カレッサに乗ると、1台につき1時間150ペソで、街を周遊してもらえます。

プロビンシャルジェイル

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3年程前まで、リアルに刑務所として使われていた場所です。

フィリピンの6代目、キリノ大統領はここで誕生されました。
(当時、お父様が監視官だったため)

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バンタイベルタワー

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400年以上も前に建てられた鐘楼です。
上に昇ることができます。

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とても見晴らしがよく、当時は、敵の様子をここから監視していたそうです。

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近くに教会(バンタイチャーチ)もあります。

ぐるっと回って、メイン通りに戻って来た頃には、少し陽が暮れていました。

陽が暮れるとまた少し、様子が変わって、ぐっとムーディーに。

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映画のセットみたいです笑♪

夜の19時半になると、噴水ショーも開催されます。

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オカダマニラの噴水ショーも迫力ありましたが、
こちらの噴水ショーも立派なものでした♪

観客はみんな盛り上がっていました。

 

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フィリピンでこんな風景を目にするとは思っていなかったので

意外な一面に驚きの1日でした。

機会があれば、是非一度訪れていただきたい場所の1つです。

  
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