黒いキリストのいるキアポチャーチ☆

チャイナタウンの近くにあるキアポチャーチに行ってきました。

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以前、1月の”ブラックナザレ祭り”の前に行ってみたら
教会の中に入るのに大行列ができていて
とてもじゃないですが入れる気がしなかったので断念した経緯があります。

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教会の前は広場のようになっていて、たくさんの露店が出ていました。

物乞いのような子ども達も結構いました。

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地震や火事などで何度も建て直され今に至るようです。

このキアポ教会は、”ブラックナザレ”という
“黒いキリスト像”で有名な教会です。

キリストが”黒い”理由には数説あるようですが
多く聞くのは、その昔メキシコから持ち込まれた際に
船が火災にあったが、このキリスト像は焼けずに残った、というもの。

木造ということですが、ある人に聞いたところ
頭と手足は象牙とか?(だから燃えなかった?)

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どうなんでしょう。。

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皆さん熱心にお祈りされていたので近くに寄れなくて。。
小さーーいですが。。

祭壇に、黒いキリスト像=ブラックナザレが祀られています。

ナザレとは、キリストが幼少期を過ごしたイスラエルの都市なんだそうです。

このブラックナザレに触れると、奇跡が起こるとされていて
1月のブラックナザレ祭りの際は、少しでも触れたい信者たちが
死者がでるほどに皆、熱狂的になるのです。

病気を治したい人、悩み事がある人、みな
その奇跡を信じてフィリピン国中から集まるそうです。

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平日のお昼間でしたが、たくさんの人たちが集まっていました。

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教会の外にレプリカ?らしきものが飾ってありました。

ホンモノには普段は触れられませんので
多くの人がこちらのレプリカに触れてお祈りしていました。

フィリピンのキリスト教に対する信仰心には

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本当に驚くものがあります。
教会の外は、ジプニーがいっぱい走っていて

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教会の扉はいつも開いているので、
教会の中は、他の教会に比べて
あまり落ち着く感じではありませんでした。

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外でも、ろうそくを燃やして祈りを捧げる人がいました。

ろうそくの炎に手をかざし、自らにその炎を向けようとするその姿は、
日本人が、神社でお線香をあげて煙を仰ごうとする姿に似ていました。

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私も何かお祈りしようと思っていたのですが
あまりに皆真剣にお祈りしているので
みんなのその願いが叶えば良いなぁと、
自分のことをすっかり忘れて帰って来てしまいました。

外観より、中の、特に祭壇の付近や両脇の装飾品などが綺麗でした。

  
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