フィリピン料理のワークショップへ!

少し(だいぶ?)前のことですが、フィリピン料理を考え楽しむ

 

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ワークショップに参加してきました。
Why We Eat What We Eat

Philippine Culinary Heritage Movement
の主催でした。

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入り口で受付を済ませて、中へ。

会場は、BGCにある

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7107 Culuture+Cuisineでした。

午前中からTreston International Collegeにて会議が行われていたのですが、
そちらには時間の都合で残念ながら参加できず
夕方から行われたテイスティングワークショップのみ参加しました。

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“Tasting”っていうんで、簡単につまんだりする程度の

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試食かなと思っていたのですが、
なんと、コース仕立てで、メインにいたっては5種類も

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まずは、前菜。魚のエスカベーチェ風。

パンダンの葉にのせられた魚の前菜は、
ココナッツビネガー等が使われていたりして、
3種とも異なったフィリピンテイスト。

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スープ。

和食の「出汁」を思わせるような、味わいのスープでした。
フィリピン料理のスープは”シニガンスープ”しか知らなかったので
鶏のあっさりした出汁のスープは
想像と180度違って驚きました。

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スープの材料として使われたもの。
中華の材料みたいです。

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あ、スープの前にアルコールが出てきました。
人数分なくて??写真だけですが、
バーテンダー風の人が作っていました。

私は残念ながら誰一人として存じ上げなかったのですが。。
それぞれの料理は、それなりに有名なレストランなどのシェフが
作っていらっしゃったようで、挨拶&説明をされていました。

結構ざわざわしていてほとんど聞き取れませんでしたが。。

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ダバオ産のポメロと
魚を薫製のようにしたもの。

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パンシット。

麺かと思ったら、麺に見立てたココナッツの実でした。
パーム椰子の葉を使って作ったバッタがのっかっていました。
有名な観光スポット”ヴィラエスカデロ”のシェフ作でした♪

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ここから怒濤のメイン5種
チキンをアドボのように味付けしたもの

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お洒落レチョン♪

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揚げたソフトシェルクラブ
Wagyu ビーフ

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これは、、なんだったかな。。

お料理はいたって普通な感じだったんですが
「シダ(緑色の)」がのっていて
シダを食べるのか、とビックリしました。

周りにいたフィリピン人シェフたちは
「シダは健康にいい食べものなんだよ」と。

ワタシ、食べたこと無い。
シダって、林の中に映えてる雑草みたいなものじゃないの?!
と言ったら逆に驚かれました。。

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食べられるシダもあるんですね。。

最後は、これでもかとアイス3種盛りのデザートでした。
ウベ・赤米・ツグイ(ってなんなんでしょう。。分かりませんでした)
別腹も既に満腹で、一口づつ食べました。

フィリピン料理って、他の国の料理に比べると
ピンと来ない人も多いのではないでしょうか。
アドボ、とか、シニガン、とか言われてもフィリピンに馴染みの無い人は
きっと「どんな料理?」とイメージすらつかないことと思います。

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でも、ビネガーやソイソース(日本のソレとはちがうけれど)を
使っていたり、味付けは日本人の口には合うと思います♪

ただ、油、塩、砂糖を多様するケースもあるので
口に合わないという人がいるのも確かです。

そんなフィリピン料理のイメージを払拭すべく
フィリピンの食材をなるべく使って
伝統的なレシピを守りつつ
フィリピン料理の普及に努める活動をし始めたのが
このイベントを企画した
Philippine Culinary Heritage Movement

レシピはもちろん、シェフは農場へ足を運びなさい。
自分の目で確かめないとダメだよ。

と代表らしき方が言っていた言葉も印象的でした。

食べられればいい、作れれば何でもいい、の時代はとうに終わっています。
もちろん貧富の激しいフィリピン。
実際はそんなことは言っていられない人々が多くいるのも現状です。

でも一方で、こうした動きがあるのも現状です。

そして、フィリピン料理は、今、
実際、世界で注目を集めている料理でもあります。

これからのフィリピン料理の行方が楽しみだなぁと思った
イベントでした!!

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フィリピンには、その場所その場所の伝統的な料理があるようです。
そんなのを追いながら、国内を旅行するのも面白いかもしれません♪
その時は、こんな本がありますので、ご参考まで♪

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お土産の、フィリピン料理のインスタントの素と
魚図鑑みたいな冊子。

インスタントなら、
家庭でも、手軽にフィリピン料理が作れそうですね!

旅行中、お気に入りのフィリピン料理が見つかったら
こういったものをお土産に買って行くのも良いと思います。

まだその味を知らない人にも、美味しい味のお裾分けができて
(お店の味と一緒かは保証できませんが??)
いいかもしれません♪♪笑

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ずっしり重いパウンドケーキもいただきました。
同席させていただいたシェフによると
この箱に書いてある「PILMICO」というブランドは
質のよいフィリピン小麦を提供しているとのことでした。

実際、ケーキのお味は美味しかったです♪

フィリピンは、食材も豊富ですから
これからもっと良い形で農業も発達して
流通がよくなっていけば
たくさんの可能性があるんだろうなぁと思います。

  
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