バンブーオルガンフェスティバルへ♪

セントジョセフパリッシュ教会(ラスピニャス教会)で行われた

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バンブーオルガンフェスティバルへ行ってきました。

今年で42回目を迎えるバンブーオルガンフェスティバル。
フィリピンのクラシック音楽祭の中では
最も長く開催し続けられている音楽祭です。

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教会の外は、☆のランタンがいっぱい飾られていました!

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たくさんのお客様がいらしていました。

それもそのはず!この教会にあるパイプオルガンは
全部で1031本あるパイプのうち多くが「竹」で作られている

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世界唯一のパイプオルガンなんです!

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200年ほど前に作られ、間、ドイツにも修復のために渡っています。
その後、フィリピンに戻って来たのを祝して始まったのが

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このバンブーオルガンフェスティバルです。

今でもこうやって大切に保存され、
その音色が多くの人の耳に届いているのかと思うと、
なんだか余計に趣を感じます。

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裏側にこんな風に竹のパイプがいっぱい!

一般客はここを降りられないのですが
この階段を下りると左手に、オルガンがあります。

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度重なる地震などで、何度も修復されているこの教会ですが、
天井には一面に竹が敷き詰められていました。

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ラスピニャス教会の聖歌隊はじめ
フランス、オーストリア、ベルギー、ドイツなどからそれぞれ
コルネット、フルート、オルガン、ギターの奏者が集結し
素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられました。

年に1度、2月にしか開催されないので
この時期にフィリピンにいらっしゃる方には
おすすめです。

チケットは200ペソ、400ペソ、600ペソとありますが
お値段以上の価値があると私は思います♪♪
そして、このチケット代は、このバンブーオルガンを保存するため
バンブーオルガンフェスティバルを存続させるために使われているとのことです。

同席された方の中には、もう30年このフェスティバルに
来ているというファンの方もいらっしゃいました。

フェスティバル時期ではなくても、教会内の見学はできますし(100ペソ)。

日曜のミサでは、このオルガンが演奏されているようです。

オルガンの奏でる音自体は、華美なものではなく
古さを感じさせるものではありますが、
それがまた古き良き、でもあり。。。ユニークな音色です。

2003年に国の文化財にも指定されています。

フィリピンにこういったものが残っていることを
なんだか誇りに思ってしまいました。

ぜひ一度、足を運ばれることお勧めします♪
ちょっとした感動が得られることと思います!

  
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