チャイナタウンをお散歩②

皆さん、こんにちは。

今日もねもとのブログをご覧頂き、ありがとうございます。

昨日に引き続き、本日もマニラのチャイナタウンの様子をご案内致します。

チャイナタウンのメイン通りとも呼べる「オンピン通り」を歩いてきた筆者ですが、

そもそもこの「オンピン」とは、何のことだと思いますか?

 

実はこの銅像の「ロマン・オンピン」さんの名前からとったものなのです。

オンピンさんは1847年に、このマニラ中華街ビノンドで生まれました。

スペインとアメリカの植民地時代、フィリピンの独立に際して難民に食料を提供し続けるなど、

多大な支援を行った人です。

その功績を讃え、こうして銅像を作り通りの名前にもなりました。

 

マニラ中華街の象徴ともいえる、オンピンさんとビノンド教会と超高層コンドミニアム。

中国の大手デペロッパーが次から次へと建築していきます。

それでは、その「ビノンド教会」を詳しくご紹介しましょう。

 

昨日ご紹介した「オンピン南橋」をくぐってそのまま歩くと、右側にその重厚な姿が見えてきます。

礼拝堂

ビノンド教会は、1596年に中国人のために建てられた教会です。

創設から長い年月の間改築が何度か行われ今の姿となりました。

 

エントランス付近には、他の教会ではなかなか見ることのない、金色の装飾品が。

祖国への思いとキリストへの思いが伝わってくるようです。

ちなみに、この教会のミサは「中国語、タガログ語、英語」の三か国語を用いて行われるそうです。

ビノンド教会の前には、公園があります。木陰もあり、休憩するにはちょうど良い場所です。

 

その公園を取り囲むように、マックやジョリビーが点在しています。

ジョリビーって中国語では「快楽蜂」なんですね。妙に納得!

この公園をさらに北に向かって進んでいくと、マニラ一?物が安い「デビソリア」があります。

でも、私は、またオンピン通りに戻ります。

南橋があるのだから、ちゃんと「北橋」だってありますよ

北橋をくぐってすぐ左にある「達華ベーカリー」。

中国人向けのパン、中華菓子、お餅はもちろん人気ですが、

こちらの「シフォンケーキ」が大変美味しいそうで、午前中には売り切れてしまう位人気の商品だそうですよ。

そうこうしているうちに、LRTの駅が見えてきました。

駅前には「イセタン」というどこかで聞いた名前の、昔ながらのデパートもあります。

よく見ると「ん」が1こ多くないか?(笑)

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2回に渡ってご案内した中華街、いかがだったでしょうか。

フィリピンのローカル感と中華の匂いが入り混じった、何とも不思議なエリアでした。

次回フィリピンにいらした際の参考になれば、幸いです。

 

  
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