【感染症情報】その162-①:外国からフィリピンへの入国時の隔離期間短縮へ

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在フィリピン日本国大使館より「【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その162:「グリーン」・「イエロー」国/管轄地域からの渡航者の検査・検疫プロトコルの変更)が

10月8日に発表されていますので、ご紹介いたします。

 

【ポイント】
●10月7日、フィリピン政府は、「グリーン」・「イエロー」国/管轄地域からフィリピンに入国する渡航者の検査・検疫プロトコルを変更することを発表しました。

【本文】
1 10月7日、フィリピン政府は、「グリーン」・「イエロー」国/管轄地域からフィリピンに入国する渡航者の検査・検疫プロトコルを以下のとおり変更することを発表しました。

(1)「グリーン」・「イエロー」国/管轄地域からフィリピンに入国する渡航者の検査検疫プロトコル
ア 完全にワクチン接種した渡航者、到着日から5日目に行われるPCR検査の陰性結果を受けるまで施設における隔離を行う必要がある。その後、到着日を初日として、10日目まで自宅での隔離を行う必要がある。
なお、外国人は、少なくとも6日間、宿泊施設を事前に予約する必要がある。
イ ワクチン接種を受けていない、部分的にワクチン接種を受けている、またはフィリピン当局が独自にワクチン接種状況についてその有効性、信憑性が検証・確認できない渡航者、到着日から7日目に行われるPCR検査陰性結果を受けるまで施設での隔離を行う必要がある。その後、到着日を初日として、14日目まで自宅での隔離を行う必要がある。
なお、外国人は、少なくとも8日間、宿泊施設を事前に予約する必要がある。

(2)ワクチン接種状況の検証・確認のための証明書
ア 海外フィリピン人労働者(OFWs)とその配偶者、親、および一緒に渡航する子供:出発地国所在のフィリピン海外労働局からの証明書。
イ フィリピン国内で完全にワクチン接種を受けたフィリピン人及び外国人:VaxCertPHデジタル・ワクチン接種証明書、またはフィリピン検疫局(BOQ)発行の予防接種または予防薬の国際証明書(ICV)。
ウ フィリピン国外で完全にワクチン接種を受けた非OFWsおよび外国人相互協定によるVaxCertPHまたはBOQ発行のICVを受けいれた外国政府のデジタル証明書。

(3)濃厚接触者及びその疑いのある者に対するプロトコル(完全にワクチン接種をした者)
ア COVID-19の感染可能性が高く、確認された症例者の濃厚接触者である、ワクチン接種完了者は、7日間の隔離を受ける可能性がある。ただし、最後に接触を確認した直後の日から起算して7日間の無症状であること。
イ 無症状の者に対してPCR検査を実施する必要がある場合は、最後に接触を確認した日から5日目以降に検査をすることができる。
ウ PCR検査で陽性となった場合、または症状を確認した場合は、所定の検査及び隔離プロトコルに従うものとする。

(4)濃厚接触者及びその疑いのある者に対するプロトコル(ワクチン接種未接種、部分接種者)
COVID-19の可能性が高く、確認された症例者の濃厚接触者である、ワクチン未接種者、または部分的にワクチン接種を受けた者は、14日間の隔離を行うものとする。

(5)完全にワクチン接種を受けたと判断される基準
ア ワクチンを2回接種する種類の場合、2回目を摂取してから2週間以上経過した者
イ ワクチンを1回接種する種類の場合、摂取してから2週間以上経過した者
ウ 個人に投与されるワクチンは以下のいずれかを使用するものとする
(i)フィリピン食品医薬品局によって発行された緊急使用許可、もしくは特別許可が出ているワクチン。
(ii)世界保険機関(WHO)の緊急使用リストにあるワクチン

 

 

  
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