世界中でオミクロン株が拡大しています!
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2022年1月7日
世界中でオミクロン株が拡大しています!
みなさん、こんにちは。
いつもねもとのブログをご覧頂き、ありがとうございます。
「今年こそコロナが終わりますように!!」と、新年に願った2022年ですが、
悲しいかな既に「新型コロナウイルス」の変異株が、世界各地で猛威をふるっています。
フィリピンでも、昨年末から新規感染者数が急激に増えており、
これは普通ではない・・・と思っていたところでした。
本日は、オミクロンに対するフィリピン政府の対応、国民の様子などをお伝えしようと思います。
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2021年11月に発見された「オミクロン」株とは、
南アフリカから報告された新型コロナウイルス変異株の1種です。
WHO(世界保健機関)はこのB.1.1.529系統の変異株を11月26日に
「懸念される変異株 (Variant of Concern; VOC)」と位置づけ、ギリシャ文字順に「オミクロン」と名付けました。
オミクロン株のウイルス表面のスパイク蛋白質は細胞表面のACE2への親和性が高く、
細胞へ侵入しやすいと考えられています。
ニュースなどで頻繁にみかける、あの球体から生える独特な無数の「とげ=スパイクタンパク質」の変異が、
デルタ株などに比べて30か所も以上も見られるそうです。
実際にオミクロン株がデルタ株より速く感染拡大しており、
新規感染の中でオミクロンが優位を占める国も多くなっています。
ここフィリピンでは11月末に、新規感染者数が激減してきたのを受け、
「12月より2週間試験的に観光ビザでの入国を再開する」と政府が発表したほど(その後延期)、
コロナ禍の収束が見えていたように思えたのですが、
クリスマス休暇後を境に、あっという間に激増していきました。
※12/24には、夢のような数字が!
12/30には1,470人と久しぶりに1,000人台を超えてからはもう勢いが止まりません。
1/4:5,300人、1/5:10,626人、そして1/6には・・・
なんと17,220人、ここ3日間、倍々で数字が増えていきます\(◎o◎)/!
そして、1/7(金)の保険省発表の検査の結果です。
さすがに、昨日の倍とはならなかったものの、恐るべきは下段に表示されている「陽性率」の数字。
昨年12月は2%前後でしたよ。
これがもしや「オミクロンの爆発的感染力」なのでしょうか・・・。
この急激な感染者増大により、フィリピン政府は隔離警戒レベルを急遽「レベル3」に引き上げて
感染に対する警戒を呼び掛けています。
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続いて、メトロマニラで現在行われている主な規制をご紹介します。
・ショッピングモール、スーパー等にはワクチン接種完了者(もちろんカードを提示する)しか入れない。
・電車にはワクチン接種完了者(もちろんカードを提示する)しか乗れない。
・メトロマニラとその周辺の州の往来時には、検問所でワクチンカードの有無を確認する。
・初等教育の対面授業は延期(政府が認可した学校は除く)
・ワクチン未接種・未完了者が家に留まることを拒否した場合、逮捕も辞さない
(バランガイ・キャプテンにも逮捕する権限がある!と、大統領が明言しました)
※1月6日、サンホセ・デル・モンテとケソン市の州境を通過する乗客の予防接種カードを確認する警官
フィリピン政府は、今後の数字によっては即座にアラート4に変更する用意があると述べています。
また専門機関からそのアドバイスがあったことも明かしました。
なんとしてもこのまま「アラート3」で居てほしいと、切に願っています。