「ブコジュース」を飲もう!!

みなさん、こんにちは。

いつもねもとのブログをご覧頂きありがとうございます。

ここ最近、ねもとの中では「ブコジュース」を飲むのが流行っています。

ところで、この「ブコ」ってなんのことだかご存知ですか?

フィリピン通のかたならすぐに答えが出るでしょうね!

正解は「椰子(ヤシ)の実」です。

※大きなブコを抱えてとても嬉しそうなスタッフのインダイ。

 

南国の代名詞ともいえる「ヤシ」は、フィリピンでは至る所で見ることができます。

表面はとても硬い皮で覆われているので、たまたま木から落下してきたブコの

実が人を直撃して、大けがをするほどです。しかも重い。

そして、この実の中に含まれる果汁(ブコジュース)が、

カリウムやナトリウム、マグネシウムなどの電解質が豊富に含まれているため、

運動後の疲労回復に良いとされています。

特に汗を大量にかくような運動をしたブコジュースを飲むと、体液のバランスの回復を助け、

脱水の予防に役立ち、筋機能の回復にもプラスになると考えられるのだとか。

味も「ポカリスエット」を薄くしたような味です。

暑いフィリピンにはぴったりの、祖先が授けてくれた、天然の飲みものです。

地方の街道沿いには、このようにブコを山積みにした露天をいくつも見ることができます。

都会でも写真のようにお兄さんが、リアカーにブコを山積みにして低い声で

「ブコ~、ブコ~」と言いながら住宅街、商店街などを回っている光景をよく目にします。

※リヤカーの場合でも、その場で大きな「なた」で外皮をそぎ取り、

身を割ってジュースをコップにいれてくれます。

 

※既に冷やしてあったブコジュースを買って飲みました。

レストランスタッフのアール(奥)とドライバーのボベット(手前)。

ブコジュースは、低カロリーで、多くの栄養を含んでいますが、脂質を含まないため、

ダイエットにもよいとされています。

※会社へのお土産のブコを選んでいる、真剣なインダイ。

ブコは、マグネシウム・カルシウム・カリウム・酵母菌・乳酸菌などのミネラルが豊富に含まれています。

浸透圧も人間の体液とほぼ同じであることから「命の水」とも呼ばれています。

だから、満腹感なくさらっと飲めるのですね~。

お土産に持って帰る時は重いので、このように外皮を削いでもらいます。

 

1個目、剥き終わり~♬ 全部で10個剥いてもらいましたよ。

飲むときには、この実の上部3cmくらいのところを水平にカットします。

この丸い空洞から「飲む点滴」とも言われるブコジュースがまるで水道のように、

ドバーッと出てくるのです。絞る必要もありません。

リゾートのホテルだと、こんな風に何国らしくオシャレに飾り付けて出してくれます。

フィリピンでは「子供が生まれたら3本の椰子の木を庭に植えろ」ということわざがあります。

ヤシは1年で100個の実がなると考えられており、3本あれば約1年間毎日飲めるというわけです。

それくらい、体に良い最強なブコ!!

みなさんもフィリピンにいらしたら、是非飲んでみてくださいね。

  
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