フィリピン大統領選挙活動がいよいよ始まりました。

皆さん、こんにちは。

いつもねもとのブログをご覧頂き、ありがとうございます。

フィリピンでは2月8日(火)から、本年5月9日(月)に実施される大統領を中心とした選挙等の

選挙運動が正式に開始されました。

 主要な候補者は、左から・・・
・かつて20年余りにわたり独裁体制を敷いた故マルコス元大統領の長男、

フェルディナンド・マルコス元上院議員(64)、

・人権派の弁護士で、現職の副大統領でありながらドゥテルテ政権の強権的な姿勢を批判してきた、

レニー・ロブレド氏(56)、

・俳優出身で現職のマニラ市長のイスコモレノ氏=本名:フランシスコ・ドマゴーソ氏(47)、

・国民的な人気を誇る元プロボクサーで上院議員のマニー・パッキャオ氏(43)

 の、合わせて4人です。

 

さっそく先週末、現役マニラ市長のイスコ・モレノ氏とその支援者が、

選挙運動として、ねもとのすぐ近くのトラモ通りでパレードをしていました。

その時の様子をご紹介します。

先頭はマイクロバス。本人が乗っていて窓から手を振っている時もあります。

フィリピンでは、車の上から演説をすることはあまりしません。

続いて、支援者さんたちの自家用車。数十台が連なることも!

そして、こちらに立候補者が乗る場合もあります。

車の横・後ろには、数えきれないほどのバイクの列。

大抵は立候補者のイメージカラーのシャツを着るのですが

今回は何でもよかったのかな・・・^^;

参考までにイスコモレノ氏は「白と青」を基調にしているそうですよ。

トラモ通りは、パサイ市の下町的な住宅街で通りの幅は決して広くありません。

狭い敷地にたくさんの住宅が建ち、大勢の住民が「所狭し」と暮らしています。

そんな狭いエリアに、現役マニラ市長そしてかつては俳優だった「イスコモレノ氏」が現れたので、

支援者+野次馬+買い物客などで、

この周辺は大勢のガードマン、警察まで出動して大騒動でした。

突然駆け出す住民たち。本人がいたのか?!

結局、ご本人様を撮影することはできませんでした・・・。

このように、フィリピンでは選挙は結構な一大イベントです。

在フィリピン日本大使館からも昨日、選挙活動中の注意点について

連絡が来ていますのでご案内します。

 

【ポイント】
●2月8日(火)から、本年5月9日(月)に実施される大統領を中心とした選挙等の選挙運動が開始されました。
●今後、同選挙に向けた選挙活動の活発化や選挙結果等に起因した暴力的なデモや集会、

抗議活動が行われる可能性もありますので、十分注意する必要があります。

 

 

【本文】

1 フィリピンでは、本年5月9日(月)に実施され、大統領と副大統領、その他、上院議員、下院議員

(選挙区、比例)、州知事、副知事、市長、副市長、町長、町副長、州議会議員、市議会議員、町議会議員等を

決める選挙の選挙運動が2月8日(火)から開始されました。

2 今後、同選挙に向けた選挙活動の活発化や選挙結果等に起因した暴力的なデモや集会、

抗議活動が行われる可能性もありますので、在留邦人の皆さまや、

同選挙キャンペーン期間及び同選挙投票日前後にフィリピンに渡航を予定されている方は、

治安情勢に関する最新情報を入手し、不測事態に巻き込まれないよう、

以下の点に留意しつつ安全対策を講じてください。

 

(1)集会やデモ活動が行われている場所には近づかないようにし、万一、デモ等に遭遇した場合には、

速やかにその場から離れる。

(2)特定の候補者の批判や支持、選挙制度等に関する批判やコメントなど不要な言動・言論を避ける。

(3)公共の場、公園、ショッピング・モールなど不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払う。

 

【参考】これまでの投票日前日・当日の比政府による禁止事項

ア 前日:選挙運動、アルコール類の販売、提供、飲用、無料送迎・飲食、金品贈収

イ 当日(前日の禁止事項に加え)投票所の半径30m以内での選挙絡みでの政治活動や

露天売買、市場、闘鶏、ボクシング、競馬等の開催

  
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