新1,000ペソ紙幣が流通開始します

皆さん、こんにちは。

いつもねもとのブログをご覧頂き、ありがとうございます。

今日は、コロナ禍や選挙からはちょっと離れて、今フィリピン中で話題になっている

新しい1,000ペソ紙幣について、ご紹介します♪

来る4/18から新1,000ペソ紙幣が流通することが、先日フィリピン中央銀行より、

正式に発表になりました。

※フィリピン中央銀行のディオクノ頭取とともに、新たに発売されたP1000ポリマー紙幣を検査する、

ドゥテルテ大統領(マラカニアン宮殿にて)

 

大きく拡大すると、このようなデザインになっています。

じゃ~ん、これが新しいお札のデザインです。いかがですか?

今までの第2次世界大戦のヒーロー3人のお顔から、実にシンプルな「フィリピン鷲」に変更になります。

それからもっとすごいのは「プラスチック製」のお札になるんですって!

本当の紙のお札しか知らない私は、どうもピンと来ないのですが

イギリスやオーストラリアでは既にプラスチック紙幣が使われているとのこと。

ちなみに、これがイギリスの紙幣です。↓

プラスチック製は、大変丈夫で長持ち、偽造防止にも役立つそうです。

ちなみに硬度が高いので、レコードを奏でることも可能とか。

向こうが透けて見えるのも、プラスチックならではですよね・・・。

 

フィリピン中央銀行も以前から、「プラスチックやポリマーの使用は、

紙の請求書よりも長持ちする可能性があるため、より衛生的で費用対効果が高い」と述べています。

確かに、フィリピンのお札って大体がヨレヨレです。特に20ペソ札。

そして、なぜフィリピン鷲が選ばれたのかというと、

「私たちは、フィリピンワシが絶滅危惧種であり、

フィリピン原産の最大かつ最も強力な猛禽類の1つであることに焦点を当て、

フィリピンのキャラクターの強さと自由を再び代表として焦点を当てることにしました。」

と中央銀行のタンゴナン副頭取は述べています。

 

※写真で見るフィリピン鷲。中々のイケメンです。

 

さて、今後の流通スケジュールですが、4/18に銀行店頭にてリリースされます。

ただ、ATMの仕様変更が全く進んでいないので、実際に市場に出回るには半年くらいかかるのではないかと

見込まれているそうです。やっぱりフィリピンです(苦笑)

また、大変気になる「旧紙幣」の扱いですが、今のところ使用可能です。

以前のように、全く使えなくなることはありません。

現在の1,000ペソ紙幣をお持ちのかた、どうぞご安心くださいね。

私が新1,000ペソを入手したら、またこのブログで報告致します♪♪

 

  
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