ボンボンマルコス大統領誕生。
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2022年5月11日
ボンボンマルコス大統領誕生。
皆さん、こんにちは。
いつもねもとのブログをご覧頂き、ありがとうございます。
5/9に行われた6年に1度の大統領選挙は、
おおかたの予想通り、ボンボンマルコスの圧勝となり、
ここに、17代目フィリピン国大統領が決定しました。
※5/11 PM3:45現在の開票結果
選挙前の支持率などから、各メディアではボンボンマルコス氏の独走態勢が頻繁に報じられていましたが、
蓋をあけてみれば2位のレニ氏に2倍以上の差をつけた獲得票数で、本人もびっくり。
そして、この結果に、レニ・ロブレド氏の支援者たちが猛烈に噛みつきました。
ナガ市や他のビコルの町や都市では、投票日の月曜日の夕方から様々な抗議行動が勃発しています。
・選挙結果の発表が早すぎる、歴史的にこれまでになかった速さであり、
選挙結果が既に準備されていたのではないか、
・発表の時間に拘らず、どの時間の発表でもBBM68%, Leni32%の比率が常に不変なのは、おかしい。
などなど・・・。
しかしながら、レニ氏は、
「私たちの心と魂に後悔がないことを、願っています」と
火曜日の夜に、彼女の故郷であるビコ-ルの、ナガ・メトロポリタン大聖堂で行われた連帯と感謝のミサで、
出席者に語りかけたそうです。
「私たちは皆、選挙の結果を悲しんでいるが、最終的な結果が何であれ、それが私たちの力の源になるので、
それを受け入れましょう」と彼女は言いながらも、
「誰も、このイレギュラーな出来事を忘れてはならない」と強調したそうです。
イレギュラーな出来事とは、「不正」を意味するのでしょうか・・・。
一方3位に位置づけた、マニー・パッキャオ氏は、
※自身のインスタグラムより引用
大統領選挙戦を選挙のフロントランナー、フェルディナンド・”ボンボン”・マルコス・ジュニアに譲歩したが、
貧しいフィリピン人に奉仕し続けると約束する とのコメントを発表しました。
パッキャオ氏は、「ボクサーとして、アスリートとして、私は敗北を受け入れる方法を知っています。
この戦いに負けたとしても、仲間のフィリピン人、貧しい人たちが勝つことを願うばかりです。
主があなたを決して見捨てないので、希望を失わないでください」と、
火曜日遅くにフェイスブックに投稿されたビデオ声明で述べました。
6年に1度の大フィーバーが終わった2日後、
マニラとケソン市の地方自治体は、選挙運動の資料や道具を取り除く清掃作業を開始しました。
大統領選挙での敗北を認めているイスコモレノ氏は、いち早く声明を発表し
「公共サービス省(DPS)に、道路やその他のキャンペーン資料を撤去し、水路を詰まることを防ぐよう命じた」
と述べました。
6年後の再出馬こそ「本命」と噂されるイスコモレノ氏、今後の動向が気になります。
6/30でドウテルテ政権は終わり、ボンボンマルコス大統領に引き継がれます。
今後のフィリピンがどのように変わっていくのか、成長していくのか
じっくり見守って参りましょう。