戦後78年の日本人戦没者慰霊祭

 

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昨日(8月15日)、太平洋戦争の78回目の終戦記念日に、ルソン地方ラグナ州のカリラヤ慰霊園で、

在フィリピン日本大使館の主催による、日本人戦没者慰霊祭行われました。

 

太平洋戦争末期、旧日本軍は、フィリピンを本土防衛の最前線と位置づけ、

アメリカ軍と住民を巻き込んだ激しい地上戦を繰り広げ、

日本の兵士ら、およそ50万人が戦死し、100万人にのぼるフィリピンの人たちが犠牲となりました。

コロナ禍終息宣言後の今年は、約250人の方が出席し、慰霊碑を前に全員で黙祷したあと、

献花台に菊の花を手向け、犠牲者に祈りをささげました。

 

広い敷地に、献花台、花輪、参列者用の椅子が並べられ、式典の開始を待つばかり。

 

戦没者慰霊碑

 

数々の団体から慰霊の花輪が送られていますね。

 

個々の献花が始まりました。

 

 

園内は、日本人兵の霊を慰めるかのように、日本の公園のようにデザインされています。

 

 

 

 

 

 

 

閉会の辞で越川大使は、

日本と米比間の戦闘に巻き込まれたすべての戦没者とその家族の悲しみを

「日本人は、決して忘れてはならない」

「記憶を風化させず次世代に継承することが私たちの責務」とし、追悼の意を表した。

また、「再び祖国の地を踏むことができなかった同胞の方々の無念さ」に言及し、

遺骨収集事業も「一日も早くふるさとにお迎えできるよう、

国の責務として全力を尽くす」と述べました。

 

  
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