4/1はフィリピンの祭日のため、お休みさせて頂きます。

皆さん、こんにちは。

いつもねもとのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、4/1は祭日(イスラム断食明け大祭)のため、ねもとトラベルはお休みを頂きます。

そのため、ラインやメールの返信も遅くなります。

2日火曜日より通常営業となりますので、順番にお返事させて頂きます。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

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さて、イスラム教の断食明け大祭とは、どういった行事なのか、皆さんに御紹介します。

 

正式名称は「イド・アル・フィトル」と言い、イスラム教の断食月であるラマダンが明けた後に、

各地のイスラムコミュニティで行われるお祝いです。

 日本でいえば、正月やお盆のような感覚で、とても大切な休日になります。

 

新調した服に身を包みモスクを参拝し、家族や親しい友人と集まり家庭料理を食べるのも慣例です。

ラマダン明けの食事は「イフタール」と呼ばれ、

ムハンマドの慣行を真似て、水分とナツメヤシをまず食べます。

 

フィリピンで一番大きなモスクの一つであるグランドモスク

 

 

そもそも、フィリピン国内ではたった6%のイスラム教徒のために、

なぜこの日を祝日にしているのでしょうか?

 

実は1521年にマゼランがフィリピンに上陸する前は、フィリピンには多くのイスラム教徒がいました。

フィリピンもかつて日本と同様に八百万の神を信じる土着の信仰はありましたが、

記録に残る最古の宗教はイスラム教です。

 

さらに1450年代にはスールー大国、1600年代にはマギンダナオ大国と

フィリピンにはイスラム教の小国が存在しました。

そのため、イスラム教徒への配慮が残っているのです。

もう一つの理由としては、フィリピン人は敬虔なカトリックでありながらも

宗教に関しては非常に寛容です。

自己を尊重し、他者も尊重する国民性がこの祝日にも表れているのかもしれません。

 

※写真はイメージです。

 

 

ちなみに・・・
ラマダン中断食をしているイスラム教徒は、
夜明けから日が沈むまで何も食べたり飲んだりしません。
水さえもです。
 

また断食中は、喫煙(シーシャやVAPEを含む)、薬の服用、性行為も控えます。

しかし、日が沈むと、すべては許されるのです・・・♪

 
 
 

  
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